トレック・マドンに乗る別府史之（ラジオシャック）が4月10日にフランスで開催されたパリ～ルーベに参戦。日本人選手として初の完走を果たした。過酷な石畳のコースも、MTB選手時代に培ったオフロードセンスを発揮し、89選手がリタイアするなかで71位でゴールした。別府はミラノ～サンレモ、ツール・デ・フランドル、パリ～ルーベ、リエージュ～バストーニュ～リエージュ、ジロ・ディ・ロンバルディアのすべてを完走したことになる。
別府と同じトレック・マドンに乗るファビアン・カンチェラーラ（スイス、レパード・トレック）はパリ～ルーベで2位。優勝候補だけに他チームからの執拗なマークにあうが、ラスト50kmでアタックを連発。惜しくも逃げグループの中から飛び出したヨハン・ファンスーメレン（ガーミン・サーベロ）まで届かなかったものの、どの選手より力強い猛追で2位に食い込んだ。
《編集部》
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