ツール・ド・フランスは7月8日、エペルネ~モンタルジ間の187.5kmで第5ステージが行われ、マーク・カベンディッシュ(25=英国、HTC・コロンビア)がゴールスプリントを制して、大会通算11勝目を挙げた。昨年は区間6勝と荒稼ぎしたスーパースプリンターだが、この大会ではなかなか勝利をつかむことができず、ゴール後のインタビューでは涙を流して絶句した。
この日は猛暑の中、3選手がスタート直後にアタックしたが、スプリンターを擁するチームがゴールまでに3選手を吸収。最後はスプリント勝負となった。新城幸也(25=BBoxブイグテレコム)は区間15位でゴールした。
「第1ステージは落車、そして前日はパワー不足で勝負できなかった。本当に自分が勝てるのか自信を失いかけたが、チームメートのパワフルなアシストで絶好の位置からスパートできた」とカベンディッシュ。
《編集部》
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