ガールズケイリン初戦は篠崎新純が優勝、石井は2位 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ガールズケイリン初戦は篠崎新純が優勝、石井は2位

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 国内トップクラスの女子自転車選手が競うガールズケイリン ビーナスシリーズ3は、1月7日に東京都の立川競輪場で立川ステージ決勝レースが行なわれ、篠崎新純(しのざきますみ=セオレーシング)が積極的なレースを展開し、予選1着の石井寛子(スーパーKアスリートラ
  •  国内トップクラスの女子自転車選手が競うガールズケイリン ビーナスシリーズ3は、1月7日に東京都の立川競輪場で立川ステージ決勝レースが行なわれ、篠崎新純(しのざきますみ=セオレーシング)が積極的なレースを展開し、予選1着の石井寛子(スーパーKアスリートラ
 国内トップクラスの女子自転車選手が競うガールズケイリン ビーナスシリーズ3は、1月7日に東京都の立川競輪場で立川ステージ決勝レースが行なわれ、篠崎新純(しのざきますみ=セオレーシング)が積極的なレースを展開し、予選1着の石井寛子(スーパーKアスリートラボ)をかわして優勝した。

 決勝レースでは、ペーサーと呼ばれる誘導員のすぐ後ろに篠崎がついた。前日の予選レースで中途半端な走りになってしまい、決勝レースは積極的に攻めていくことを心に決めてスタートしていた。
 大本命と言われていた石井は、スタート前からコンディションのよさを感じていた。しかしレースで2番手と3番手を陣取ったのは、鹿屋体育大の2人、前田佳代乃と近藤美子。石井は2人にピッタリとマークされて4番手になった。
 ペーサーが離脱してからも、石井は前に出るのを封じられ、2人の作戦に苦戦。それでも石井はラスト半周で前の2人を振り切り、先行する篠崎を僅差まで追い上げた。ゴール直前、石井と篠崎は並走状態となり、同着でフィニッシュラインを切った。写真判定によってわずか数cmの差で篠崎が優勝した。

 初戦で優勝を飾れず悔しい結果に終わった石井。
「4番手から1番手の選手を追うのは初めてのパターンだった。僅差まで追い上げられたのは調子がよかった証拠。自分の力のなさを痛感すると同時に、課題が明確になった。もっと練習して次回は勝ちたい」とこれからシーズンへの意気込みを語った。

 先行して逃げ切るという、自分らしい走りで優勝した篠崎。予選レースで苦戦を強いられただけに、今回は納得のいく走りになった。
「前日のレースでは他人任せになってしまい、本当に納得のいかないレースで予選敗退になってもおかしくなかった。今日はなにがなんでも、先行して攻めようと心に決めていた。それが優勝につながった。自分から攻めていかないと勝てないと思った」

 ガールズケイリンの次戦は1月23日・24日に福岡県の小倉競輪場で開催される。(岡田由佳子)
《編集部》

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