東京・千駄ヶ谷にあるサイクルスクエア北参道で11月28日に自転車トークライブVoL.9が行われる。ゲストは大阪府堺市にある自転車博物館サイクルセンターの中村博司事務局長だ。
今回のトークショーのテーマは「ロードレーサーの歴史」。自転車博物館を訪れる人たちに連日ロードレーサーの素晴らしさを伝えている中村事務局長が登壇する。ロードレースが誕生した19世紀はどのよう形でレースが行われていたのか。そして20世紀に入って変速機が導入され、レースはどう変わっていったのかなど、中村事務局長らしい明るくていねいな口調で話してくれる。
また、1973年にシマノ製のデュラエースがツール・ド・フランスに投入された際、中村事務局長がシマノのメカニックとして日本人で初めて帯同した当時の苦労話などが聞けるはずだ。
＜概要＞
開催日：11月28日（土）
開催時間：16時～17時
テーマ：ロードレースの歴史
ゲスト：中村博司
参加費：無料
＜プロフィール＞
中村 博司（なかむら ひろし）
1948年生まれ。自転車博物館サイクルセンター事務局長、学芸員。
立命館大学在学中の1970年に全日本選手権ロードレース優勝。
1972年島野工業（現・シマノ）入社。
1973年にはプロチームのメカニックとしてツール・ド・フランス等に参加。
大阪、読売、朝日、日経、京都新開などに連載記事を執筆、
NHKテレビ「おしゃれ工房」講師を担当するなど、普及活動にも力を注ぐ。
2003年より堺自転車環境共生まちづくり企画運営委員会副委員長。
毎日往復30kmの自転車通勤を20年継続している。
＜主な著書＞
大人のための自転車入門（共著、日本経済新聞出版）
大人のサイクリングビギ ナーズ（八重洲出版）
《編集部》
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