トレックMTB チームの松本駿が9月20日に長野県王滝村で開催されたセルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝で3度目の優勝を果たした。08 年シーズン直前のトレーニング中、交通事故により膝蓋骨を複雑骨折するアクシデントに見舞われたが、奇跡的な回復を見せて08シーズン中盤よりレースに復帰。アクシデントを乗り越えて復活した。
喜びに満ちあふれた松本は、次のようにコメントしている。
「王滝チャンピオンと呼ばれながら怪我によりなかなか思うように結果が残せていなかったが、久々に優勝できて本当にうれしい。世界選手権という大きな大会に参加することで大きな自信になったし、コースを熟知しているのは大きなアドバンテージだった。
ライバル選手のペースに合わすことなく始終マイペースで走ったことがトラブルを招かずいい結果に結びついたと感じている。これからもレベルアップを図りつつ、マウンテンバイクの魅力を一人でも多くの人に伝えていきたい」
国内トップクロスカントリーライダーとしてジャパンシリーズを転戦しながら、今年8 月にはオーストリアで開催されたMTB マラソン世界選手権に日本代表として参戦。選手として活動するかたわら、積極的にツーリングイベント、スクーリングなどを開催し、スポーツ自転車の楽しみを伝えると同時に自転車普及にも大きく貢献している。
《編集部》
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