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スペインのパルデイーヤが総合V=TOJ

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 第13回ツアー・オブ・ジャパンは5月24日、東京都内で東京ステージ(112.7km)が行われ、スペインのセルヒオ・パルデイーヤ(25=カルミオーロ・Aスタイル)が総合優勝を達成した。東京ステージはリー・ハワード(19=チームAIS)が堺、美濃ステージに続き3勝目をあげ
  •  第13回ツアー・オブ・ジャパンは5月24日、東京都内で東京ステージ(112.7km)が行われ、スペインのセルヒオ・パルデイーヤ(25=カルミオーロ・Aスタイル)が総合優勝を達成した。東京ステージはリー・ハワード(19=チームAIS)が堺、美濃ステージに続き3勝目をあげ
 第13回ツアー・オブ・ジャパンは5月24日、東京都内で東京ステージ(112.7km)が行われ、スペインのセルヒオ・パルデイーヤ(25=カルミオーロ・Aスタイル)が総合優勝を達成した。東京ステージはリー・ハワード(19=チームAIS)が堺、美濃ステージに続き3勝目をあげた。同選手はポイント賞も獲得。山岳賞はマティア・クバシナ(27=アミーカチップス・クナウフ)。日本人トップは6位の清水都貴(27=EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)。

 悪天候の中で行われた東京ステージは、ほとんどフラットなコースで鋭角カーブが続く。
 レースは序盤、10人の選手が抜け出して、そのままゴールを目指したが、残り3周に入った時に集団に吸収された。その後、選手が次々に集団から飛び出し逃げようとしたが、集団をしっかりとコントロールしていたチームAISがそれを許さず、勝負はゴールスプリントにゆだねられた。
 ゴール勝負は先頭を固めていたチームAISが最後まで集団の先頭に位置。ハワードが絶妙のタイミングでスパートし、1位でゴール。3位には西谷泰治(28=愛三工業)が入った。
 平坦を得意とするハワードは「初日に行われた堺も今日のような雨だった。でも、得意なスプリントで勝てたので、今日もそれができると思った。とてもうれしい」と話した。
 前日まで、総合成績で2位に2分差をつけていたパルデイーヤは余裕で総合優勝。「今回はチームのサポートがあってこそ総合優勝が得られた。信じられないくらいうれしい。そして、チーム全体に感謝したいと思う。また来年もこのレースに参加したい」。
 日本人最高位の清水は「昨年まで、アシストとしてレースを走ってきた。今年からエースになり、かつてないくらい追い込んだレースだった。でも、エースだからこそ、なにをしなくちゃいけないのか考えさせられた。総合優勝を狙っていたので、結果には全く満足できないけれど、今後につながるレースになったと思う」と語った。(岡田由佳子)
《編集部》

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