カベンディッシュがツアー・オブ・カタール第4Sで優勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

カベンディッシュがツアー・オブ・カタール第4Sで優勝

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 ツアー・オブ・カタール第4ステージは2月4日、ドーハ・オールドスーク~マディナ・アルシャマル間の141kmで行われ、マーク・カベンディッシュ(チームコロンビア)がゴール勝負を制して優勝。トム・ボーネン(クイックステップ)は同タイムでゴールして首位を守った。
  •  ツアー・オブ・カタール第4ステージは2月4日、ドーハ・オールドスーク~マディナ・アルシャマル間の141kmで行われ、マーク・カベンディッシュ(チームコロンビア)がゴール勝負を制して優勝。トム・ボーネン(クイックステップ)は同タイムでゴールして首位を守った。
 ツアー・オブ・カタール第4ステージは2月4日、ドーハ・オールドスーク~マディナ・アルシャマル間の141kmで行われ、マーク・カベンディッシュ(チームコロンビア)がゴール勝負を制して優勝。トム・ボーネン(クイックステップ)は同タイムでゴールして首位を守った。以下は日本から参戦するEQA・梅丹本舗のチームレポート。

 第4ステージのスタート地点は、ドーハ・オールドスーク。スークとは「市場」という意味で、石造りの建物が並ぶ。カラフルな服や水タバコを出すカフェなどで賑わうアラブらしい場所だ。

 この日も強風は治まらず。現地の人によると、これだけの強風が続く日は珍しいそという。コースは前半向かい風で辛く、逆に逃げが決まりやすいため、どうにかして逃げたい選手たちが脚を使って集団から飛び出す。
 EQAのメンバーも果敢にアタックしたが、決まらず。8人の逃げができたが、集団のラボバンクチームが追って逃げを捕まえ、一息ついたところで集団からチームドーハの選手が飛び出した。
 その後も逃げを決めたい選手らが集団から抜け出し、計7人の先頭グループが形成された。レースは激しい向かい風、そのため集団は時速34kmのスローペースで進み、逃げと大集団との差は最高5分50秒に。
 113km地点の中間スプリント地点の手前で集団は大きく動く。ここは前日のスタート地点になった町で、同じコースをたどる。右折すると強烈な横風区間となるため、曲がる手前から集団では激しい位置取り争いが起こり落車が発生。これにパ朴晟伯が巻き込まれ、頭から道路に打ち付けられる激しい転倒でヘルメットが衝撃を吸収し大破したが、頭は無事だった。流血がひどく病院に運ばれたが、膝と指などを負傷しただけで、大事には至らなかった。この後のツール・ド・ランカウィには無事出場できそうだ。

 その後レースは予測通り、横風区間で集団が分裂し、位置取りがうまくいった清水都貴は第2グループに入った。その後に後退してしまうが、後方からギヨーム・ポンが追いつき、2人はトップから2分17秒差でゴールした。日々チームの団結力もアップし、チームメート同士の意思疎通もよくなっている。次のステージこそは逃げに乗るために、チーム一丸となって挑む。

●第4ステージ結果
1 マーク・カベンディッシュ(チームコロンビア)4時間04分55秒
2 ハインリッヒ・ハウッスラー(サーベロ)同タイム
3 トム・ボーネン(クイックステップ)同タイム

●総合成績
1 トム・ボーネン(クイックステップ)10時間19分07秒
2 ロジャー・ハモンド(サーベロ)10秒遅れ
3 ハインリッヒ・ハウッスラー(サーベロ)25秒遅れ
《編集部》

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