日本初の地域密着プロチーム、ブリッツェン始動 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

日本初の地域密着プロチーム、ブリッツェン始動

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「世界に誇るサイクルシティ」というキャッチフレーズを掲げる宇都宮市に、地域密着型の自転車プロロードチーム、宇都宮ブリッツェンが発足し、その記者発表と発足パーティーが1月10日に宇都宮市内のホテルで開催された。チームには地元宇都宮市出身のプロ選手、廣瀬佳
  • 「世界に誇るサイクルシティ」というキャッチフレーズを掲げる宇都宮市に、地域密着型の自転車プロロードチーム、宇都宮ブリッツェンが発足し、その記者発表と発足パーティーが1月10日に宇都宮市内のホテルで開催された。チームには地元宇都宮市出身のプロ選手、廣瀬佳
「世界に誇るサイクルシティ」というキャッチフレーズを掲げる宇都宮市に、地域密着型の自転車プロロードチーム、宇都宮ブリッツェンが発足し、その記者発表と発足パーティーが1月10日に宇都宮市内のホテルで開催された。チームには地元宇都宮市出身のプロ選手、廣瀬佳正(31)をはじめ、19歳ながら国内女子のトップクラスの実力を持つ針谷千紗子らが所属。宇都宮を拠点として、世界に羽ばたく選手を育成していきたいという。

 栃木県宇都宮市は90年にアジアで初めての自転車世界選手権ロード大会を開催した都市であり、ヨーロッパの自転車ファンなら誰もが知る存在。こうした背景があるからこそ、日本初の地域密着型プロチームがこの地に誕生したわけだ。
 プレイングマネージャーには、栃木県出身で廣瀬の兄貴分に当たる柿沼章(36)が就任。さらに短距離系トレーニングのアドバイザーに、作新学院高で廣瀬や針谷の大先輩である競輪選手の神山雄一郎がついた。それ以外のチームメンバーは栃木県外の出身者となるが、いずれも実力と容姿を兼ねそろえた注目レーサーばかりだ。
「まずは国内自転車競技のメッカである宇都宮が、まっ先に新しい提案をすることが重要。これに多くの地域が追従してきてくれたらうれしい。チームの目標は日本に本当の意味で自転車文化を根づかせること」
 この日のパーティーでは、彼らのそんな思いを感じることができた。(山口和幸)
《編集部》

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