スペインのアルベルト・コンタドール（25＝アスタナ）が、ツール・ド・フランス主催グループが発行する自転車雑誌ベロマガジンの最優秀選手賞「ベロドール」に2年連続で輝いた。同選手は今年、三大大会のジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャを制覇。前年に優勝しているツール・ド・フランスと合わせて、史上最年少でグランドスラムを達成した。
同賞は各国自転車ジャーナリストの投票によって行われた。今年のツール・ド・フランスで総合優勝したスペインのカルロス・サストレ（33＝CSC）は得票がコンタドールの半分で3位だった。
コンタドールは連覇のかかったツール・ド・フランスに、所属チームが過去に起こした薬物問題の余波で出場できなかったが、同じ規模で開催されている2大会を連覇した実績が高く評価された。
《編集部》
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