エタップ・デュ・ツール募集開始。日本選手枠は30人 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

エタップ・デュ・ツール募集開始。日本選手枠は30人

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 ツール・ド・フランスを主催するASOが発行する自転車専門誌、「ベロマガジン」の2月号が、1月最後の水曜日となる30日に発売された。ツール・ド・フランスの1区間を走る人気イベント、「エタップ・デュ・ツール」の参加申し込みが掲載され、エントリー受け付けが正式に
  •  ツール・ド・フランスを主催するASOが発行する自転車専門誌、「ベロマガジン」の2月号が、1月最後の水曜日となる30日に発売された。ツール・ド・フランスの1区間を走る人気イベント、「エタップ・デュ・ツール」の参加申し込みが掲載され、エントリー受け付けが正式に
 ツール・ド・フランスを主催するASOが発行する自転車専門誌、「ベロマガジン」の2月号が、1月最後の水曜日となる30日に発売された。ツール・ド・フランスの1区間を走る人気イベント、「エタップ・デュ・ツール」の参加申し込みが掲載され、エントリー受け付けが正式に始まった。
 フランス以外の参加希望者には合計2,500の出場枠が確保され、各国の公式エージェントを通じて受け付けられる。日本の窓口は国際興業。

 地上で最も過酷なスポーツと言われるツール・ド・フランスは、真夏のフランスを23日間かけて一周する自転車レース。出場するのは怪物のような身体能力を持つプロ選手たちだが、このレースの1区間だけ走れる一般レースがある。これがエタップ・デュ・ツールだ。主催者はツール・ド・フランスと同じで、コースも本物とまったく同じルートが使われる。

 大会はまるでツール・ド・フランスさながらの盛り上がりを見せる。本当のツールのように沿道に観客が詰めかけ、通過する町々の住民が大歓迎してくれるのだ。子供たちが応援の歌を合唱していたり、村の音楽団が演奏してくれたり。参加者たちは涙が止まらなかったというほど感激したという話も聞く。


08エタップ・デュ・ツールはツールマレー越えの第10ステージで開催

 16回目の開催となる08年は、7月6日にピレネー山脈のポー~オタカム間165kmの第10ステージで開催される。標高2,115mのツールマレー峠と、ゴールのスキーリゾート、オタカムが難関。第10ステージは実際のツール・ド・フランスの大会中盤に待ち構えるピレネー山脈の勝負どころ。

 ツールマレー峠はツールが最初に通過した厳しい山岳で、現在の「世界最高峰の大会」という地位を決定づけるとともに、多くの伝説的な戦いが繰り広げられてきた秀峰。オタカムはアームストロングが2勝目をあげる2000年の大会で、宿敵ウルリッヒに大差をつけてマイヨジョーヌを獲得したところ。アームストロング黄金時代の到来を決定づけた峠だ。

08年のコース=第10ステージ
●116.5km地点 ツールマレー峠 登坂距離23.4km /勾配値7.5%
●165km地点 オタカム 登坂距離15.2km /勾配値7.2%
《編集部》

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