全日本学生ロードは順大の辻本翔太がシリーズ首位に | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

全日本学生ロードは順大の辻本翔太がシリーズ首位に

バックナンバー 過去ニュース
 全日本学生ロードレースシリーズ第10戦・菖蒲町クリテリウムラウンド2が、1月13日に埼玉県菖蒲町で開催され、順天堂大の辻本翔太(21)がゴールスプリントで優勝。シリーズ総合成績でも首位に躍り出た。
  •  全日本学生ロードレースシリーズ第10戦・菖蒲町クリテリウムラウンド2が、1月13日に埼玉県菖蒲町で開催され、順天堂大の辻本翔太(21)がゴールスプリントで優勝。シリーズ総合成績でも首位に躍り出た。
 全日本学生ロードレースシリーズ第10戦・菖蒲町クリテリウムラウンド2が、1月13日に埼玉県菖蒲町で開催され、順天堂大の辻本翔太(21)がゴールスプリントで優勝。シリーズ総合成績でも首位に躍り出た。

 朝から冷たい風が吹く中で行われた同大会、スタートと同時に集団は一列棒状になった。その中で1回目のポイントをねらいにいった辻本、續谷利次(早稲田大)による2人での逃げが決まる。
 集団との差は10秒のまま縮まらない。3周目には集団から十時正嗣(早稲田大)、飯塚航(中央大)が逃げて先頭に追いつき4人での逃げとなる。

 續谷は前回のシリーズ9戦目でスタートからゴールまで逃げ切ったが、最後のゴールスプリントで負けて2位となっている。また十時はシリーズ8戦で最終スプリントを制して優勝。実力者揃いの逃げとなった。
 しかし續谷が5周目で逃げ集団より遅れてしまい、メイン集団に戻る。さらに飯塚も遅れそうになるが必死で着いていくも、毎周回ある中間ポイントでは後半は3着ばかり。一方の辻本は6回目のポイントから毎回1着通過をして得点を稼いでいく。

 メイン集団には前回の優勝者、半田信頼(順天堂大)も控えているが、メイン集団は周回をかさねるごとに人数が減っていき、強風の中では追いつくことも難しくなっていく。
 最終周回には飯塚が逃げ集団から遅れ、ゴール勝負は辻本と十時の対決となる。辻本がゴール勝負を決めるとともに、中間ポイントも9回のうち7回制して38点の圧倒的な強さで優勝。2位はゴールスプリント2着の十時となった。

 ロードレースシリーズのリーダージャージはシリーズ第1戦の2日目より渡辺将大(中央大)が守ってきたが、辻本に渡ることになった。

 4月より始まったロードレースシリーズも残りは2月のシリーズ11戦菖蒲町ラウンドと最終戦の明治神宮ラウンドの2戦。まだまだシリーズチャンピオンが誰の手に渡るかはわからない状態となっている。


シリーズ第10戦・菖蒲町ラウンド結果
1位 辻本翔太 順天堂大学 38点
2位 十時正嗣 早稲田大学 29点
3位 飯塚航  中央大学  18点
4位 半田信頼 順天堂大学 8点
5位 大庭伸也 日本大学   7位
6位 續谷利次 早稲田大学 7点
7位 加藤哲史 順天堂大学 6点
8位 大谷雄貴 東海大学  5点
9位 岡林秀樹 信州大学  4点
10位 西薗良太 東京大学  3点

シリーズランキングポイント(第10戦終了時点)
1位 辻本翔太 順天堂大学 41点
2位 渡辺将大 中央大学  37点
3位 笠原慶輔 明治大学  33点
4位 飯塚航  中央大学  26点
5位 山本雅之 中央大学  25点
6位 池田諒  明治大学  25点
7位 半田信頼 順天堂大学 24点
8位 十時正嗣 早稲田大学 20点
9位 鵜川大輝 立命館大学 18点
10位 西薗良太 東京大学  12点
10位 續谷利次 早稲田大学 12点
10位 石井陽  立命館大学 12点
10位 加藤哲史 順天堂大学 12点
《編集部》

編集部おすすめの記事

page top