マレーシアで開催されている7日間のステージレース、ジェラジャ・マレーシアは1月8日、距離136.2kmの第2ステージを行い、小野寺健(21)が所属しているトレック・マルコポーロチームのリー・フユ(29=中国)が首位を守った。
以下は小野寺からのレポート。
この日はリーダージャージを守るベくチーム一団となっての激しいレースになりました。
第2ステージは平坦なコースレイアウトで140km。前半からアタックが繰り返される。何度もつぶしにかかって中盤やっと一度落ち着き、マルコポーロチームが集団をイーブンペースでコントロールする。
約80km過ぎたころにまたアタックが繰り返され、逃げ集団が完成したところに僕が混じり、ローテーションに加わることなく、逃げがつぶれるのと、後ろを待つ。約2分のビハインドがメイン集団とつく、なおも逃げ集団はイーブンペースで逃げる。
集団の中に総合成績でからんでくる選手がいたため、このままの状態で2分差でゴールされるとリーダージャージがひっくり返る可能性があった。僕は後ろを待つ。1分半、30秒と近づいて来てる。
ここでマークしていた選手が単独アタック! でもまだ20km以上ある。後ろのメイン集団を待ち、合流する。
メイン集団を引いて来たのはマルコポーロチームだ。僕もローテーションに加わり前を追う。あと5km辺りで捕まえることに成功した。でももう足がいっぱいいっぱい。
本当は、ローテーションに加わらずに最後のスプリトに賭けていたチームメートのスプリンターをゴール前でサポートしたかったが、それはできず。
この日のゴール勝負は、マルコポーロチームのロシア選手、セルゲイがあと少しの差で2着だった。
《編集部》
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