ディスカバリーチャンネルが現在開催中のツール・ド・フランスで、トレック・マドン6.9のプロトタイプをすべての選手に使用させている。同モデルは08年のニューモデルとして市場投入されるはずだ。
トレックがツール・ド・フランスにニューバイクを投入した。総合成績の上位をねらうリーバイ・ライプハイマー(33=アメリカ)や、新人賞ジャージを着用するウラディミール・グセフ(25=ロシア)をはじめとするディスカバリーチャンネルの選手全員がニューモデルのマドン6.9に乗っている。
同モデルはボトムブラケット部とシートピラー部に大きな特徴がある。ボトムブラケット部はデュラエースの現行BBを丸ごと内側に収めるほどの大きさで、ディスカバリーチャンネルが発表している資料によれば、BB部において48%の剛性アップが見られるという。
また楕円のシートピラーはなんとシートチューブに被せる形で固定されていて、従来のシートピラーに比べて25%の軽量化が図られているばかりでなく、より自然なシートチューブのしなりを感じることができるという。
《編集部》
page top