女子ロードのジロ・デ・サンマリノはボスが完勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

女子ロードのジロ・デ・サンマリノはボスが完勝

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 女子ロードレースのステージレース、ジロ・デ・サンマリノが5月4日から6日までの3日間、ヨーロッパの小国サンマリノで開催され、世界チャンピオンのマリアンヌ・ボス(19=オランダ、チームDSBバンク)が区間3勝するとともに総合優勝を達成した。
 以下は2分22秒遅れの総合34位となった沖美穂(33=メニキーニ)のレースレポート。

 イタリアのボローニャの近くに、サンマリノ共和国という小さな国がある。そこはイタリアといってもいいくらいで、イタリアに拠点を置く私にとって違う国だという違和感はない。ただ、平坦は全くといっていいほどなく、登りか下りしかない。
 そこで開催されたステージレースはプロローグ4km、第1ステージ87km、第2ステージ100kmとそんなに
距離はないけれど、アップダウンしかないコースなので後ろにいると遅れをとる。レースは常に前にいるようにして走ったが、今回は登りが始まるところで前にいることができなかった。急いで前に行き、ギリギリのところで集団が分かれ、後ろを振り返るとなんと私が先頭グループの1番後ろになっていることもあった。少しでも遅れれば完全に先頭集団に残れなかっただろう。
 1番後ろも危ないから、無理をしてスプリントのように一気に何人かを抜いて集団の真ん中くらいで危機を脱出した。そんな中で、ちょっと回りのみんなと桁違いの走りをしている選手がいた。
 それは昨年の世界チャンピオンのマリアンヌ・ボス選手だ。まだ20歳で、走りも若いなぁという感じだが、パワーはものすごくある。彼女は初日からリーダージャージを着て走っていたが、かなり積極的でリーダーなのに
アタックを埋めたりアタックしたり、全て自分で動き回って最後に優勝を持っていった。
 私たちからしてみれば、リーダーなんだから黙って集団にいれば、簡単なのにと思うが、彼女はどんな選手のアタックも見逃さず、ガンガン追いかける。私も彼女の後を追走してみたが、まぁ~強いことと一言しか言いようがない。
 私たちのチームは今回、あまりいい結果ではなかったが、このレースを走って徐々に調子も上ってきて、次の日曜のワールドカップにはちょうどいい練習になったかと思う。ちなみに最終日は最後の山で私は脱落した。それまでファビ(チームエースのファビアナ・ルッペリーニ)を山で先頭で連れていく役目を終え、脱落しチームカーに追い抜かれていく時に、監督に「ブラバー」と言ってもらえたが、内心は脱落したくなかったし、アシストしてでも集団には残りたかったのが本音。
 アシストして何も残らない時もあるが、自分にも行ける脚がないのも反省。まだまだ、やれるという気持ちが大切なのだなと思う今日この頃です。
《編集部》
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