2007年3月、新たな国内ロードチーム「マルコポーロ・サイクリングチーム・ジャパン」が誕生した。アメリカのプロチーム「ディスカバリーチャンネル」のファームチームとして中国で活動する「ディスカバリーチャンネル・マルコポーロ・サイクリングチーム」の姉妹チームとして発足し、3月18日に行われた西日本チャレンジサイクルロードレースでデビューを飾った。
「マルコポーロ・サイクリングチーム・ジャパン」の特徴として、中国ベースのチームと活動をリンクさせることにより、日本人選手にもプロへの道が開けることがあげられる。また国内チームも外国人選手を獲得しており、これは日本人選手がプロツアーに参戦する為には必要不可欠となる語学力習得と言う部分でもサポートにつながるという。
このチームは国内レースをメインに活動し、ツアー・オブ・ジャパンやツール・ド・北海道などへの出場権を獲得することを目標としている。また、レースの結果次第で「ディスカバリーチャンネル・マルコポーロ・サイクリングチーム」へ選手を派遣する。来年以降さらにチームを拡張し、力のある若い選手の獲得を目指す。
●主要メンバー
野口忍:MTB/XCにおいてアジア選手権3度優勝、全日本選手権優勝の経験を持つ。今年はMTB競技と同時にチームマネージャーとしてロードレースにも参戦
小野寺健:ジュニア時代から数々のチャンピオンを獲得し、現在MTBにおいては日本を代表するトップライダー。ロードレースでも好成績が期待される若干21歳の若手ホープ。
竹之内悠:MTB/シクロクロスにてジュニアチャンピオン。国体ロードレースでもジュニアで優勝するなど、多くのレースで入賞しており実業団レースでその力が試される。
マークバーンズ:美山ロードレース・リッツクリテ・シマノ鈴鹿エリートなどで優勝。そのスプリント力は国内トップクラス。初のBR1優勝に期待がかかる。
ダレンレイド:元ドイツプロチームに所属。国内でのレース活動はほとんどない為その実力は未知数。特にクリテリウムレースを得意とする
チームスポンサー:トレック・ジャパン株式会社
サプライヤー:OGKカブト株式会社
バイク:トレック・マドンSL5.9 (ディスカバリーチャンネル・マルコポーロ・サイクリングチームカラー)
ホイール:ボントレガー・アイオロス
シューズ:ナイキ
ヘルメット:OGKカブト
《編集部》
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