Team VANG Cyclingレースレポート。LES BOUCLES DE LA MAYENNE 最終ステージで、チームはリーダージャージを守りきり、福島康司選手が総合優勝を獲得した。
今日の目的はとにかくリーダージャージを守るだけ。スタートからアタックが続く中、チームは落ち着いた展開で集団をまとめリードしてゆく。
途中からリトアニアチャンピオンのBARANAUSKAS（アグリチュベル）とHERVE（ジャンフロック）の2名が先行する中、次の追撃を潰しながら3分差で集団をコントロールし終盤へ。
最後はLAVALの町の周回コースへ入るが、個人総合逆転とステージを狙った攻撃が激化する。チームは残る力を振り絞り何とか安全圏内で福島康司をゴールさせ個人総合優勝を手中に収めた。
このレースは1チーム6名編成と少なく、大変戦略的な展開により毎日リーダーが入れ替わったにも関わらず、チームは第3ステージは周囲の予想に反し100％自力で最後まで守りきった。
第2ステージはステージを狙いに行きながら、運にも恵まれリーダーとなったが、第3ステージのチームは本当に強かった。
今回の勝利は欧州で戦い続けるチームにとって非常に大きな収穫。2006年6月18日、フランスのレース界に日本のチームが実力的に認められたと強く感じた。
（浅田監督コメント）
□出場チーム
AGRITUBEL (FRA)
AMORE & VITA (POL)
JARTAZI REVOR (BEL)
REGISTROM SENGES (GER)
OMNIBIKE DINAMO MOSCOU (RUS)
KONICA MINOLTA (RSA)
BRETAGNE JEAN FLOC'H (FRA)
SEAN KELLY (IRL)
OTC DOORS (ITA)
RABOBANK (HOL / CONTINENTAL)
RECYCLING.CO.UK (GBR)
FRANCE NATIONAL TEAM U23
他、フランス国内チーム7チーム 計20チーム
□第3ステージリザルト
(LE HORPS～LAVAL 164㎞)
1位 Franck CHARRIER(FRA/CC NOGENT) 3h53m55s
…35位福島康司+14秒、新城幸也、福島晋一、宮澤崇史、佐野淳哉は完走
□個人総合成績
1位 福島康司 12h51m37s
2位 Markus EICHLER (GER / REGIOSTORM SENGES)+20秒
3位 Nocolas ROUSSEAU (FRA / FRANCE NATIONAL TEAM) +35秒
《編集部》
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