
米紙『ニューヨーク・ポスト』の敏腕記者、ジョン・ヘイマン氏が22日、自身のXを更新。タイガースのタリク・スクーバル投手について、「トレードされる可能性が高まっている」と報じた。2年連続でサイ・ヤング賞に輝いた最強左腕の去就が、夏のトレード期限を前に再びクローズアップされている。
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■敏腕記者が明かした4つの理由
ヘイマン記者はトレードの可能性が高まった理由を4つ列挙した。
1.タイガースは直近16試合で14敗しており、地区最下位。ワイルドカード争いでも5ゲーム差をつけられている。
2.タイガースは先発投手5人が負傷者リスト入りしている。
3.スクーバルは肘の内視鏡手術から順調に回復している。
4.タイガースが彼と契約延長できる見込みはまったくない。
スクーバルは今季終了後にフリーエージェント(FA)となるが、タイガースは開幕を迎えるにあたって、最強左腕ととともにポストシーズン(PS)進出を目指す道を選んだ。しかし、現状その道は険しく、このままではPSにも行けず、オフにはスクーバルも無償で手放すことになる。
そのため、タイガースとしては夏のトレード期限で方針転換。スクーバルをトレードに出し、他球団の実力者+若手有望株を獲得、再建に舵を切るというのが、同記者の見立てとなっている。
■カブス、パドレスの名前も
この一報を受けて、米メディア『heavy』も「タイガースはスクーバルをトレードせざるを得ないかもしれない」と指摘。移籍先候補として「カブス、ブレーブス、レンジャーズ、パドレス、ドジャースなどが挙げられる」とした。
そのドジャースは今季すでにタイラー・グラスノー投手、ブレイク・スネル投手、ギャビン・ストーン投手、リバー・ライアン投手ら複数の先発陣がIL入り。米地元メディア『ドジャース・ネーション』は「もしスクーバルがトレード期限までに完全復活できるのであれば、彼は先発ローテーションの一角にすんなり入ることになるだろう」と伝えた。
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長によると、チームとしては夏のトレード期限では大型トレードは行わない方針だという。しかし、最強左腕がライバル球団に移籍するのを黙って見ていられるだろうか。今後の展開に注目が集まっている。
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