【スーパーフォーミュラ2026】新シーズンも続く“3強の戦い” タイトル獲得への試金石、戴冠へ鍵握るポイントとは? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【スーパーフォーミュラ2026】新シーズンも続く“3強の戦い” タイトル獲得への試金石、戴冠へ鍵握るポイントとは?

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【スーパーフォーミュラ2026】新シーズンも続く“3強の戦い” タイトル獲得への試金石、戴冠へ鍵握るポイントとは?
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“全日本選手権”を冠するスーパーフォーミュラだが、そのレベルの高さは今やレースの本場ヨーロッパでも周知されている。一因となっているのが、現F1ドライバーのピエール・ガスリーやリアム・ローソンがF1の前に参戦し活躍したことだ。今年も3人の若手外国人ドライバーが新たに参戦。その3人を含めた24人(16チーム)が挑む全12戦にわたる2026年シーズンが今週末、モビリティリゾートもてぎで開幕する(第1戦:4/4、第2戦:4/5)。

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■昨季の主役を演じた6選手

振り返ると、昨シーズンは稀に見るドラマチックな展開だった。主役となったのがチーム無限(岩佐歩夢/野尻智紀)、チームトムス(坪井翔/サッシャ・フェネストラズ)、ダンディライアン(牧野任祐/太田格之進)の6人で、開幕戦から熾烈な争いを繰り広げた末に岩佐が最終戦で劇的な逆転タイトルを決めた。今年もおそらく、そのドラマは続きそうだ。

トヨタ、ホンダの2メーカーが供給するエンジン以外はすべてワンメイクという、ほぼイコールコンディションでトップドライバーたちが戦うスーパーフォーミュラゆえ、予選で1秒差内に10台以上がひしめくことも珍しくない。そんな拮抗した戦いの中にあってここ数年、この3チームが一歩抜け出すという勢力図が描かれている。2021年、22年はチーム無限の野尻が連覇し、23年は宮田莉朋、24年は坪井と、その後はトムス勢が連覇。そして25年は岩佐が、チーム無限にドライバーズタイトルを取り戻した。ダンディライアンは24年、25年、チームタイトル連覇を果たしている。

■苦手サーキットの対策

3強の戦いで興味深いのが、トヨタエンジンのトムスは富士スピードウェイ、ホンダエンジンの無限とダンディライアンは鈴鹿サーキットと、得意なコースが分かれていることだ。2024年は両サーキットで3戦ずつが行われ、坪井が富士戦をすべて制した一方、鈴鹿戦は野尻と太田が分け合うことになり、坪井がタイトルを獲得した。25年シーズンも富士と鈴鹿ともに4戦ずつ予定され坪井が連覇を果たす流れになっていたが、富士の第10戦決勝が濃霧のためキャンセルになり代替決勝が鈴鹿で行われたことで均衡が崩れ、惜しくも届かずの恰好となった。今年も同じく、富士と鈴鹿で4戦ずつが予定されている。したがって基本的なシナリオは24年、25年と同じだということがいえる。

その中で、各陣営にとってタイトル獲得の決め手となるのが、まずは苦手サーキットの対策。そしてもうひとつポイントとなるのが、富士、鈴鹿以外の4戦でライバルに対し優位性を築けるかどうか。今年は最初に、そのポイントが訪れる。もてぎで2025年、圧倒的な強さを見せたのがダンディライアンの2人だった。それでもタイトルに届かなかった。つまり2人は富士戦をどう乗り切るかの前に、いきなり“絶対に負けられない戦い”に挑むことになる。一方、他の2チームの4人にとっては、ここでまずダンディライアンの2人をリードしておくことがタイトルへの第一歩となる。開幕戦と第2戦が早くもタイトルの行方を占う戦いとなったことは、実に興味深い。

レースは何が起こるのか分からない。もてぎはコースレイアウト特性から抜き難いと言われているサーキットだが、オーバーテイクシステムがあるスーパーフォーミュラではバトルが頻繁に行われる展開は必至であり、アクシデント率も高くなる。またこの週末は2日間ともに雨が予想されており、その影響で戦況が変化する可能性もある。だがそれらは今に始まったことではなく、これまでも常にそうした状況にありながら3強は3強であり続けた。2026年シーズンもそんな、力と力の勝負によって決着がつけられることに期待したい。

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