
卓球の「ノジマTリーグ 2025-2026シーズン」は21日、東京都の東洋大学赤羽台キャンパス HELSPO HUB-3アリーナにてプレーオフのセミファイナルが行われ、木下アビエル神奈川が日本ペイントマレッツと対戦。マッチカウント3-0で勝利し、ファイナル進出を決めた。
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■中盤に劣勢も光った修正力
28日に行われる日本生命レッドエルフとのファイナル進出をかけて、レギュラーシーズン2位のKA神奈川と3位の日本ペイントが対戦した。
第2マッチでエースとして起用されたのが張本美和で、今シーズンはレギュラーシーズンで10戦全勝。カットマンの佐藤瞳と対峙する中、序盤から苦戦を強いられ、第1ゲームは11-9で逆転したもののリードを許す展開となった。さらに第2、3ゲームでは攻勢を強めた佐藤の攻撃を止められず、4-11、5-11で連取され、劣勢に陥った。
しかし、そこから見せたのが巧みな修正力だった。第4ゲーム終盤以降にバックやしゃがみ込みでのサービスを試みるなど、佐藤のリズムを崩しにかかる。最終第5ゲームの6-6からの展開ではサービスで2本を奪うなど、相手の強みを消す形に持ち込み、11-8で奪い勝負を決めた。
KA神奈川の勝利を大きく引き寄せる1勝でファイナル進出に貢献した張本美。これでレギュラーシーズンからのシングルス連勝を「11」に伸ばし、“負けないエース”としての存在感を示した。
それでも試合後の張本美は、「もちろん試合をする以上は優勝を目指していますし、勝ちたい気持ちはありますけど、負けない選手はいないと思います」と前置きしたうえで、「その中で“自分のプレーを後悔なくすべて出しきる”ことを去年の後半くらいから自分の中で目標にしていて、これからもその目標に向かって頑張りたい」と自身の試合に臨むスタンスを明かした。
苦しい試合をものにし、KA神奈川のプレーオフ連覇へ貢献した張本美。後悔のないプレーを追求する17歳の“全日本女王”は、日本生命とのファイナルでも自身の信念を貫いていく。
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