
公式放送局『MLBネットワーク』は2日(日本時間3日)、今オフのフリーエージェント(FA)最大の注目を集めるカイル・タッカー外野手について特集。移籍先候補の球団をリストアップした。
同番組では、王者ドジャースをヤンキースに次ぐ2位と予想。かつて所属した、コディ・ベリンジャー外野手の復帰案と天秤にかけていると現状を分析した。
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■番組内でも意見分かれる
『MLBネットワーク』の人気トーク番組「MLBトゥナイト」では、現在FAとなっているタッカーの移籍先を予想。トップにア・リーグ東地区の名門ヤンキースを挙げた。同番組は、タッカーの引っ張り方向への打球が多い特徴に注目。右翼フェンスまでの距離が短く、左打者に有利なヤンキースタジアムと好相性であると指摘した。ベリンジャーがFAで流出する予定のヤンキースは、外野手の補強が急務。アーロン・ジャッジ外野手の後を打つ打者には「本物のスラッガーを置く必要がある」と強調した。
そして、移籍先候補2位にはドジャースをピックアップ。現状では、ベリンジャー復帰とタッカー獲得を天秤にかけていると分析。打順はフレディ・フリーマン内野手、ウィル・スミス捕手に続く5番打者に最適と予想。右翼手として起用し、拙守が目立つテオスカー・ヘルナンデス外野手は左翼手に回す案を推した。
番組内では、出演者の1位予想がヤンキースとドジャースで意見が真っ二つ。今オフ、救援投手獲得にも動いているドジャースは大型契約に消極的との見方もあり、やや劣勢と見る専門家も多い。FA最大の注目株タッカーの新天地はどこになるのか。
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