【MLB】ドジャースが狙うカ軍の“隠れ人気銘柄”は「完璧な解決策となる」　米メディアが報じた28歳内野手の魅力とは？

今オフのメジャーリーグでは移籍市場が活発化しており、各球団が積極的に補強を進めている。2年連続で世界一に輝いたドジャースも、来季に向けた戦力のアップデートが求められている。

そうした中、米メディア『CLUTCH POINTS』は11月30日（日本時間12月1日）に「ドジャースがカージナルスのブレンダン・ドノバンに提示した完璧なトレードオファー」と題した記事を公開。今オフの去就が注目される選手について言及している。

■内外野をこなすユーテリティを評価

ドジャースは今オフ、即戦力のレギュラー外野手の補強が急務とされている。また、ミゲル・ロハス内野手やエンリケ・ヘルナンデス内野手らフリーエージェント（FA）となった選手との再契約についても、注目が集まっている。

こうした状況で、『CLUTCH POINTS』が名前を挙げたのが、カージナルスのブレンダン・ドノバン内野手である。カージナルスは、チャイム・ブルーム編成本部長のもとで再建を進めており、主力選手のトレードも選択肢に含まれている。その中で、ドノバンも放出候補の一人として名前が挙がっている。

記事では、「ブレンダン・ドノバンはまるでドジャースのフロントオフィスのために実験室で鍛えられたかのようだ」と、ドジャースとの親和性の高さを強調。打席での規律の高さやコンタクト率の高さが評価され、「ドジャースの打線にとって、完璧で総合的な解決策となり得る」と太鼓判を押している。

また、複数ポジションをこなせるユーティリティ性もドノバンの大きな強みとされ、「二塁を主戦場としながら、他の選手の休養日には三塁を守り、左翼もカバーできる。さらに、ゴールドグラブ級の守備力を備えている」と、その柔軟性にも言及している。

なお、28歳のドノバンは2027年オフまで契約下にあり、あと2年保有権がある点も、トレード対象としての魅力を高めているとのこと。果たして、ドジャースが“隠れ人気銘柄”の獲得に本腰を入れるのか。今オフの動向から目が離せない。