
現地専門メディア『ドジャース・ウェイ』はドジャースが今季オフに「トレード要員として使うべき4選手」と題した記事を投稿。
エメット・シーハン投手、ギャビン・ストーン投手、リバー・ライアン投手とともに、今季メジャーデビューを果たしたキム・ヘソン内野手の名が挙がった。
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■結果は残すも……ドジャースは起用せず
ドジャースは今オフのフリーエージェント(FA)市場で注目されるカイル・タッカー外野手、コーディ・ベリンジャー外野手ら目玉選手の契約時期が近づくにつれ争奪戦に加わるだろうと『ドジャース・ウェイ』は予想。
ドジャースが関心を示しているスティーブン・クワン外野手やブレンダン・ドノバン内野手も「(元の球団から)引き離すのは容易ではない」としつつも、「幸いなことに、ドジャースの充実したロースターには、大型取引で他チームに出せる余剰戦力が豊富にある」とし、4人のトレード要員を選出した。
キム・ヘソンについては「キムはルーキーシーズンを3Aでスタートしたものの、出場機会はほとんどなく、肩の怪我のリハビリに時間を費やした」と出場回数の少なさを指摘。
キム・ヘソンは今季71試合に出場し打率.280、3本塁打、13盗塁をマーク。「ドジャースが彼を起用したとき、彼は契約通りの活躍をした」と26歳の働きを評価したが「しかし、ドジャースは彼を実際には起用しなかった」とした。
■「彼はそれ以上の待遇を受けるに値する」
特にドジャースがドノバンを獲得した場合、「キムは2026年も控えのユーティリティプレーヤーに過ぎないと予想するのが妥当」と来季も出場機会は少ないと展望。「彼はそれ以上の待遇を受けるに値する」とキムにとっても悪い話ではないとの見解を示した。
さらに、「2年間800万ドル(約12.4億円)強の契約に加え、2028年と2029年にそれぞれ500万ドル(約7億8000万)のクラブオプションが2つ付帯するなど、キムはまさに掘り出し物だ」と球団目線でも太鼓判を押し、「彼の守備の汎用性とコンタクトの激しい打撃は、強力なトレード材料となるだろう」とトレード要員に最適な選手だと記した。
ドジャースは今後どのような動きを見せるのか。動向に注目だ。
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