【MLB】佐々木朗希はドジャースの“先発ローテ”に定着できるのか 「ポストシーズン唯一の失点」から公式サイトが“課題”を分析 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】佐々木朗希はドジャースの“先発ローテ”に定着できるのか 「ポストシーズン唯一の失点」から公式サイトが“課題”を分析

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【MLB】佐々木朗希はドジャースの“先発ローテ”に定着できるのか 「ポストシーズン唯一の失点」から公式サイトが“課題”を分析
  • 【MLB】佐々木朗希はドジャースの“先発ローテ”に定着できるのか 「ポストシーズン唯一の失点」から公式サイトが“課題”を分析

今季メジャーデビューしたドジャース佐々木朗希投手。来季から先発復帰が見込まれる24歳について、今季のリリーフ経験が先発時にどのように生かせるのか、MLB公式サイトが考察した。

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■リリーフでの好投は「努力の集大成」

右肩のインピンジメント症候群で長期離脱していた佐々木は、ドジャースの優勝に貢献するためブルペン転向を決断。ポストシーズンでは9試合に登板し、10回と2/3を投げて防御率0.84、3セーブ、1失点をマークするなど活躍した。

慣れない役割ながらも結果を出した佐々木については、球威が戻っただけでなく、最高峰のチームを相手に無失点登板を重ねたことで「より自信に満ちた姿を見せた」とメンタル面の影響を指摘。「厳しいレギュラーシーズン中の数ヶ月にわたる努力の集大成だった」と評価した。

■ドジャースが期待した投球を披露

また、リリーフ登板の経験を通して分かった良い兆候と、課題も分析。

まず良い面については“球速の回復”を挙げた。先発時は8球しか投げることができなかった99マイル(約158.4キロ)以上の球を、救援として初登板した9月24日(日本時間25日)のダイヤモンドバックス戦以降、46球投げていると指摘。

「救援投手としての佐々木の成績は、昨季オフにメジャーリーグ各球団が獲得を熱望した電光石火の腕前により近いものだった」と讃え、「ドジャースが1年間待ち望んでいた自信に満ちた投球を見せている」と来季の活躍にも期待を寄せた。

■徐々に球速が低下……スタミナに懸念

一方の課題については、“速球の若干の低下”を指摘。ポストシーズン中、ナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)では平均球速99〜100マイル(約158.4〜160.9キロ)だったが徐々に低下し、最後の5試合では「98マイル(約157.7キロ)をわずかに上回る程度だった」と物足りなさを記した。

さらに「ポストシーズン唯一の失点」にも注目。ナ・リーグ優勝決定シリーズの第1戦での失点は、NLDS第4戦で3回36球(リリーフとしての最多投球数)を投げた日から休養日を3日間挟んだ試合でのことで、平均球速は98マイルだったと懸念点を記した。

球速低下とスタミナ面で課題を指摘された佐々木だが、来季1年間ローテーションを守り抜きことができるか。注目だ。

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