
総合格闘家の鈴木千裕が9日、自身のYouTubeチャンネルを更新。ファンに右拳の手術を受けたことを報告した。復帰時期については「年内は厳しい」とし、「来年の新年一発目(大会)とか」での復帰を目指すと語った。
◆【実際の映像】「鬱案件だった」鈴木千裕、“格闘家人生最大の手術”後の不安を赤裸々に吐露「珍しく落ち込んだ」「もう戻ってこれない気がして……」
■「違和感が取れれば100%の俺が帰ってくる」
現在休養中の鈴木。右拳は5月の朝倉未来戦後に痛みが特に酷くなったとし、根本的な解決のために“格闘家人生最大の手術”を決断したと明かした。
「違和感が取れれば100%の俺が帰ってくるから」と前向きに語った鈴木は、復帰時期については「年内は厳しい」とし、「新年一発目とか、その辺を狙って練習している」とすでにランニングなどできる範囲で練習を始めているとした。
入院中の5日〜6日間、「身体は元気だけど、動けない」状態になった鈴木は人体のメカニズムや栄養学など学習し、練習内容についてずっと考えていたと回顧。「やることは明確に分かった。それをやる覚悟を決めた」と手術が転機になったと力強く語った。
■“鬱案件”からの切り替えで「覚悟は決まった!」
鈴木は「あと珍しく落ち込んだしね……鬱案件だった」と手術後のメンタルにも言及。『稲妻メンタル』という著書を出版するなど前向きなキャラクターで親しまれる鈴木だが、術後には利き手が使えなくなったことで、「俺復帰できるのかな。こんな状況で殴れる日が来るのかな」と不安を感じていたと吐露。一人で着替えや入浴、食事をする中で「自分で何もできないのがこんなに情けないんだな」と術後の心境を赤裸々に語った。
また、看護師に頼ることもできたが、頼らなかった理由については「それをやっちゃったらもう戻ってこれない気がして」と語った鈴木。しかし、「あの時は凹んだね……珍しくめちゃめちゃ凹んで……3時間くらい落ち込んだね。しっかり落ち込んだ」と語り、持ち前の切替の速さで“千裕節”を炸裂させた。
「俺は腐っちゃいないぞ」と動画で語った鈴木は、動画公開後に自身のXを更新。「俺の格闘技人生の覚悟と想いは決まった 2年。この2年で夢を2つ叶える! 覚悟は決まった!」と投稿。新たな“夢”に向け決意を新たにした。
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