
総合格闘家の堀口恭司は2日(日本時間3日)、米国ラスベガスのUFC APEXにて開催中の格闘技イベント「UFCファイトナイト・ラスベガス108」に参戦した中村倫也のセコンドについた。
試合はわずか62秒で中村が圧巻のKO勝ち。その後、堀口は中村とともにU-NEXTの生放送に出演し、笑顔で再起戦勝利を飾った愛弟子について語った。
◆【実際の映像】堀口恭司、愛弟子・中村倫也の“62秒”KO勝利にガッツポーズで咆哮!
■中村も感謝「ギリギリまで恭司さんのアドバイスを……」
中村は4月にATT(アメリカントップチーム)に正式所属。堀口のYouTubeチャンネルにも出演するなど仲睦まじい姿を見せていた。試合前には「恭司さんからも良いアドバイスをいっぱいもらって、進化した姿を見せられると思う」と語っていた中村。宣言通りの新しいスタイルで27歳のグラップラー、ネイサン・フレッチャー(イングランド)から完勝を飾った。
中村はATTで自身のレスリング能力を生かし、MMAファイターとしての完成度を上げることに注力してきたと言及。さらに、「力の抜き方とか、ギリギリまで恭司さんのアドバイスを聞きながら調整した。その辺の緩急が効いたのかな」と先輩・堀口からのメリハリある指導の成果と明かした。
試合を決めた“蹴り”については「全然(狙っていなかった)」と笑顔。今回は同じ構えからパンチや蹴り、タックルを繰り出す戦略を採用したとし、「それもアドバイスいただいたので」と相手に次の動きを予測させない作戦が功を奏したと語った。
セコンドについた堀口は試合に向けて、「今までやってきたことを、自分を信じてやっていけ、楽しんでいけという感じ」とアドバイス内容を明かし、「打撃も伸びてきている。打撃でも倒せるので、オールラウンダーなんじゃないかなと」とレスラーとして注目された中村の“進化”を強調した。
堀口は試合前後に中村と笑顔でハグ。レフェリーストップがかかると大きくガッツポーズをして咆哮。UFCのマイク・ブラウンコーチらと中村の勝利を喜んだ。すっかり弟分となった中村は年内にもう1試合して、2連勝したらバンタム級のタイトルに挑戦したい考えも明かしている。堀口との“共闘”に今後も注目だ。
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Found the sweet spot with that body kick 😮💨
Rinya Nakamura puts an end to this one early at #UFCVegas108 pic.twitter.com/erUOwpU1MQ
— UFC (@ufc) August 3, 2025