
アスレチックスは9日(日本時間10日)、敵地でエンゼルスと戦っており、相手先発の菊池雄星投手が7回1/3を投げ無失点の快投を見せるなどエンゼルス優勢で試合は流れている。そんな試合でアスレチックスの25歳外野手に歴史的なファインプレーが飛び出しており、MLB公式サイトをはじめ、各メディアが注目を寄せている。
◆【実際の映像】アスレチックス中堅手が見せた球史に残る歴史的本塁打キャッチ「年間最優秀プレー」 クラークが見せたフェンスによじ登っての好守
■シャヌエルの本塁打が未遂に
驚愕のプレーが飛び出したのは1回裏のエンゼルス、ノーラン・シャヌエル内野手の打席。相手先発グラント・ホルマン投手の2球目のスプリットを捉えた当たりは速度101.8マイル(約163.8キロ)で中堅スタンドへ向かい、ホームランかと思われた。
ここで好守を見せたのがアスレチックスの25歳デンゼル・クラーク外野手。ボールの着地点めがけて一直線に進んだクラークは、フェンスに身を乗り出しながらボールを離さずにキャッチ。背番号1のプレーに、実況は「なんてこった」と絶叫しながらそのプレーを称えた。
MLB公式も「スパイダーマンが再び襲撃。クラークがホームラン強奪のために壁をよじ登る」と題した記事でこのプレーにフォーカスをあてており、「アスレチックスの有望株であるクラークは、エンゼルスとの試合で再び歴史的なキャッチを披露」と報じ、「これまでは冷静さを保っていたクラークでさえ、壁から飛び降りたあとは思わず大きな雄たけびを上げてしまった」とその興奮の様子を伝えた。
このプレーには米メディア『ブリーチャー・レポート』の公式Xも「デンゼル・クラークの驚異的なキャッチ」「年間最優秀プレー」と報じるなど、歴史的なキャッチに全米中から絶賛の声が寄せられている。
◆【実際の映像】アスレチックス中堅手が見せた球史に残る歴史的本塁打キャッチ「年間最優秀プレー」 クラークが見せたフェンスによじ登っての好守
◆今、最も三振しない男…ア軍23歳が披露する“天賦のバットコントロール” 父は“守備職人”、新人王も射程圏内か
◆GG賞遊撃手、ウィットJr.の“超人キャッチ”が凄すぎる「スーパーマンのようだ」 公式絶賛の横っ飛び「鳥でもない、飛行機でもない」
UNREAL CATCH FROM DENZEL CLARKE 😱
PLAY OF THE YEAR 🔥
(via @MLB)pic.twitter.com/yt8FFkPeZD
— Bleacher Report (@BleacherReport) June 10, 2025