
世界ボクシング評議会(WBC)は8日(日本時間9日)、最新の世界ランキングを発表。那須川天心(帝拳)がバンタム級で自身初の世界1位に浮上した。
さらに、WBAとWBOでは2位、IBFでも4位にランクイン。那須川は主要4団体すべてで上位ランカーとなった。
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■IBFでは13位から4位にランクアップ
那須川は2月24日に前世界王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)と53.9キロ契約の10回戦を闘い、判定3ー0で勝利。プロボクシングの戦績を6戦6勝(2KO)と無敗記録を伸ばした。
これを受けて、WBCでは3位から1位に浮上。IBFでは前回13位から4位と大幅にランクアップした。
同階級の王者は30戦30勝(23KO)の中谷潤人(M・T)。2位は48戦44勝(28KO)4敗で前スーパーフライ級王者のフアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)、3位には22戦20勝(5KO)2敗で前WBA世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)が名を連ねている。
WBC世界バンタム級ランキングトップ10
王者 中谷潤人(M・T)
1位 那須川天心(帝拳)
2位 フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)
3位 井上拓真(大橋)
4位 チャーリー・エドワーズ(英国)
5位 アレハンドロ・ジャイル・ゴンサレス(メキシコ)
6位 比嘉大吾(志成)
7位 ランディ・ギーケ(南アフリカ)
8位 ジェーソン・モロニー(オーストラリア)
9位 ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)
10位 エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)
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