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MLB公式サイトは8日(日本時間9日)、今季の第4回「先発投手パワーランキング」を発表した。
トップ10には、今季メジャーデビューしたカブスの今永昇太投手とドジャースの山本由伸投手が初のランクイン。ランキングは専門記者による投票で、過去の実績や最近の活躍などを考慮し決定された。
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■日本の左右エースが堂々選出
前回に続いて1位に選ばれたのが、フィリーズのエース右腕ザック・ウィーラー投手。4回の投票でいずれもトップ3にランクイン。現在33歳のウィーラーは、今季8先発で防御率1.64を記録。味方の援護に恵まれず4勝3敗と勝ち越しはひとつのみだが、63奪三振でメジャーリーグトップタイと好投を続けている。
そして、4位に選ばれたのがカブスの今永。2週間前のランキングではトップ10入りを逃したものの、今回は「投票者が彼を無視することはできなかった」と高評価。現在無傷の5連勝で、両リーグトップの防御率1.08と圧巻のパフォーマンス。回転数の高いフォーシームとスプリッターのコンビネーションを「全く隙がない」と絶賛した。
さらに6位に入ったのが、ドジャースの山本。3月21日の韓国シリーズでの初登板を除けば、7先発で4勝0敗、防御率1.76、45奪三振でわずか7四球と抜群の安定感を見せている。「スプリッターとカーブはどちらもアウトをとれる球種。基本的に全てがまとまっている」と、総合力を称えた。
新天地でこの上ないスタートを切った今永に、前評判通りの投球で見事なパフォーマンスを続ける山本。日本が誇る左右のエース投手の注目度がますます高まっているようだ。
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MLB公式 第4回先発投手ランキング
1位:ザック・ウィーラー(フィリーズ)2位:タリク・スクバル(タイガース)3位:タイラー・グラスノー(ドジャース)4位:今永昇太(カブス)5位:レンジャー・スアレス(フィリーズ)6位:山本由伸(ドジャース)7位:コービン・バーンズ(オリオールズ)8位:ローガン・ギルバート(マリナーズ)9位:ジャレッド・ジョーンズ(パイレーツ)10位:ホセ・ベリオス(ブルージェイズ)