パドレスは17日（日本時間18日）、ダルビッシュ有投手が首の張りのため、15日間の負傷者リスト（IL）に入ると発表した。15日にさかのぼって適用される。今季はここまで5試合に登板して0勝1敗、防御率4.18。日米通算200勝まであと4勝に迫っている中での離脱となった。
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■シルト監督「こわばりがある」
今季でメジャー13年目を迎えたダルビッシュ。直近の登板は14日（同15日）のドジャース戦で、5回を投げて4安打3失点だった。勝敗は付かなかったが、大谷翔平投手から2三振を奪うなど貫禄の投球を披露していた。ただ、IL入りが15日にさかのぼって適用されることから、同戦の直後から患部に異常を感じていた可能性が高い。
次回登板は中5日で20日（同21日）の本拠地ブルージェイズ戦と発表されていたが、今後の予定は白紙となった。
パドレスのマイク・シルト監督はダルビッシュの状況について「首の上部の問題で、こわばりがある。少し休んで、その影響から回復することが大切だ」と話し、「離脱が長引くことはないだろう」と楽観的な見方を示した。
■鈴木は右脇腹痛でIL入り
37歳のダルビッシュは昨季、チームと6年1億800万ドル（約142億1000万円）で契約延長に合意しており、今季はその2年目。日米通算200勝まであと4勝に迫っている中で、無念の離脱となった。
日本勢では右肩痛の千賀滉大投手（メッツ）がすでに60日間のIL入りしているほか、15日（同16日）には鈴木誠也外野手（カブス）も右脇腹痛で10日間のIL入りしたことが発表されたばかりだった。
なお、パドレスは離脱したダルビッシュに代わり、傘下3Ａエルパソからローガン・ギレスピー投手を昇格させた。
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