エンゼルスのマイク・トラウト外野手が29日（日本時間3月1日）、アリゾナ州テンピで行われたガーディアンズ戦に「3番中堅」で先発出場。4回裏の第2打席でオープン戦初安打を記録した。
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■故障なく走り切れるか
トラウトはエンゼルス1点リードで迎えた4回裏、無死走者なしで左中間への二塁打を放ち、軽快な動きを見せた。昨季は82試合の出場に留まり、打率.263、18本塁打、44打点と振るわず。過去3シーズンで4度の負傷者リスト入り、8月に33歳を迎える肉体には徐々に衰えが忍び寄っている。大谷翔平投手が去り、投打の柱を同時に失ったチームの顔には再び大車輪の活躍が求められる。
トラウトはこの日、公式SNSに「Start strong. Finish stronger.」と添えた自身の画像を投稿。「強く始めよ、より強く終えよ」――英語圏ではよく知られるフレーズで、強い意欲を持って歩み出し、最後まで努力し続けることが大切だという格言に自らを重ね合わせた。
試合では、2年目の有望株ザック・ネト内野手が本塁打を打つなど、9人の投手が好投し4－1でエンゼルスが快勝。依然として厳しい下馬評に変わりはないが、徐々に若手の芽も息吹き始めている。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
