ドジャースの山本由伸投手が16日（日本時間17日）、現地メディアの取材に応じ、デビュー1年目にかける意気込みや、今後の課題について話した。
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■「早く慣れてチームの一員に」
山本はドジャースの地元放送局『SportsNet LA』に出演。「チームメートがすごく優しいし、スタッフのみんなも（含め）全部雰囲気がいいので、リラックスして練習に集中できています」と明かし、順調な滑り出しに安堵している様子。また、メジャーリーグでプレーすることについては「選手のレベルがもう1段階上がると思うので、日本での成績は自信のひとつではありますけど、ルーキーの気持ちで思い切ってプレーしたいです」と意気込みを語った。
また、環境の違いに触れると「今までは日本人の選手が大半で、言葉にも困ることなくやってましたけど、こっちだと立場が全く逆で自分だけ言葉が通じなかったり。日本の時とは違うので、早く慣れてチームの一員になっていきたいですね」とコミュニケーションを課題のひとつに挙げた。
さらに、マウンドやボールなどプレー面での違いについて「まだ対戦を実際にしたことがないので、どのくらい苦労するか、改善点がどのくらい出るのかわからないですけど……。環境がいいので、ピッチングコーチにアドバイスを貰いながら何とかやっていきたいです」と、柔軟に取り組む姿勢も覗かせた。
山本は17日（同18日）に、初めて実戦形式の打撃練習「ライブBP」に登板すると報じられている。キャンプではここまで3度ブルペン入りし、周囲の評価はうなぎ上り。アンドリュー・フリードマン編成本部長は「今年は米国の生活に順応し、メジャーの野球を理解するための年」と発言し、最大限のサポートを約束している。世界最高峰の舞台でどのような進化を遂げていくのか、山本への期待は膨らむばかりだ。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
