MLB公式サイトは12日（日本時間13日）、各チームの開幕スタメンと先発ローテーションを予想し、掲載した。ドジャースは大谷翔平投手を「2番・DH」に据え、ローテ1番手には山本由伸投手を指名した。
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■ドジャース打順は「今後も試行錯誤」
公式サイトはドジャースの気になるMVPトリオについて、「1番・二塁」ムーキー・ベッツ内野手、「2番・DH」大谷、「3番・一塁」フレディ・フリーマン内野手という打順を予想した。
同サイトは「ドジャースはシーズンを通してラインナップを試行錯誤し続けるだろうが、この並びはスタートとして悪くないだろう。デーブ・ロバーツ監督は、3人のスーパースターをどのように配置するかまだ分からないと言っている。その決定は春のある時点で下される」と記し、キャンプの内容次第では変わる可能性があるとした。
山本を1番手に予想した先発投手陣は、タイラー・グラスノー投手、ボビー・ミラー投手、ジェームズ・パクストン投手、エメット・シーハン投手が続いた。
ローテ入りが期待されたウォーカー・ビューラー投手については「2回目のトミー・ジョン手術からの復帰を続ける中、シーズン始めは故障者リストでスタートすることになる」と指摘。「そのためローテーションの中でスポットが1つ空き、シーハンのほか、ギャビン・ストーン、左腕ライアン・ヤーブローらが候補になり、彼らの中から（5番手が）選ばれることになる」とした。その上で、昨季のプレーを考慮すれば、現時点ではシーハンがリードしていると予想した。
■「飛躍の年」ヌートバーへの期待大
そのほかの日本選手所属球団に目を移せば、開幕カードでドジャースと激突するパドレスについてはダルビッシュ有投手を先発ローテの2番手に予想。カブスの鈴木誠也外野手は「4番・右翼」、今永昇太投手は先発ローテの3番手として名前が挙がった。メッツの千賀滉大はローテ1番手、タイガースの前田健太は2番手となった。
また、レッドソックス吉田正尚外野手は「5番・DH」、カージナルスのラーズ・ヌートバーは「1番・左翼」と予想された。同サイトは「ヌートバーの驚異的な躍進の年になると期待されている」とつづり、評価した。
レイズの上沢直之は現時点でマイナー契約であり、当然ながら開幕ローテ予想で取り上げられることはないが、同サイトは「ウワサワは注目すべき名前」として異例の言及を行った。
総じて日本選手は高い評価を受けており、開幕から大暴れしてくれそうだ。
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（Y.Imoto／SPREAD編集部）
