ドジャースの大谷翔平投手は12日（日本時間13日）、アリゾナ州グレンデールにあるキャンプ施設でフリー打撃を行った。
大谷が屋外で打撃練習を公開したのは昨年9月4日（同5日）以来、161日ぶり。手術の影響を感じさせない豪快なスイングを披露した。
◆【実際の映像】捕手視点の迫力映像は「もっともクレイジーなアングルだ！」大谷翔平、161日ぶりのフリー打撃で柵越え連発
■脇腹は「まったく問題ない」と全快宣言
大谷は21スイングのうち、10本の柵越えをマーク。柵越え率は驚異の48％と、手術明けとは思えない超人ぶりを発揮し注目を集めた。
フリー打撃後、インタビューに応じた大谷は「いい感じでした。結構強く振れていたので、打球自体もよかったと思う」と自身でも手ごたえを感じている様子。フリー打撃ではデータ測定も行ったが、「（自身が）思っていたよりも（数字が）出てました」と明かした。
気になる脇腹の回復具合については、「今日は初めての外だったので慎重に振りましたけど、その割にはよく振れてたと思う。中でも外でも比較的気になることなく振れてるので、まったく問題ないかな」と全快したようで、開幕戦に向けた調整の進捗度合いとしては「（今日のフリー打撃は）軽めに行こうと思っていたが、思ったよりも振れていた。スケジュール通りには行きつつ、内容自体は（想定よりも）いいと思う。このまま順調にいけば」と明言こそなかったが開幕戦にも間に合いそうだ。
大谷は、3月20日に韓国・ソウルで行われる開幕戦で復帰予定。ドジャーブルーのユニフォームに身を包んだ大谷が韓国で躍動する姿を見られるか、注目したい。
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（A.Kudo／SPREAD編集部）
