MLB公式は23日（日本時間24日）、全米野球記者協会（BBWAA）による2024年度殿堂入り投票の結果を発表。通算3166安打のエイドリアン・ベルトレ、首位打者3度の名捕手ジョー・マウアー、元ロッキーズの強打者トッド・ヘルトンの3名が選出された。
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■ベルトレ、マウアーは有資格1年目で選出
ベルトレは1998年にドジャースでメジャーデビュー。2004年に48本塁打を記録し、ナ・リーグの本塁打王を獲得した。05年からはマリナーズで5年間、10年にはレッドソックスでプレーし、11年にレンジャーズへ移籍。通算21シーズンで3166安打を記録、華麗な三塁守備が魅力の強打者で、ゴールドグラブ5回、シルバースラッガーを4回受賞、オールスターにも4回選出された。
ツインズ一筋、マウアーは2004年にメジャーデビュー。イチローとも度々首位打者争いを演じるなど、巧打の捕手として活躍。ゴールドグラブ3回、シルバースラッガーを5回受賞し、オールスターにも5回選出された。メジャー通算15シーズンで2123安打、打率.306、143本塁打、923打点、OPS.827を記録。3度の首位打者を獲得した。
ヘルトンは1997年にメジャーデビューし、ロッキーズの生え抜きとして17シーズンプレー。2000年には打率.372、147打点でナ・リーグ二冠王を獲得し、ハンク・アーロン賞を受賞。強打の一塁手としてシルバースラッガー4回、ゴールドグラブを3回受賞し、オールスターにも5回選出。通算2519安打を記録した。
殿堂入りには75％以上の得票が必要で、ベルトレは95.1％、ヘルトンは79.7％、マウアーは76.1％を獲得。ベルトレとマウアーは有資格1年目での受賞となった。また、現在もマリナーズで会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチローは、2025年度から投票対象に。現地記者からは満票選出を推す声も多数挙がっており、マリアーノ・リベラ以来の快挙達成にも注目が集まっている。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
