卓球の「WTTスターコンテンダードーハ」は11日、各種目の試合が行われた。
◆平野美宇と伊藤美誠の差は「34.5」全日本選手権で最終決戦 選考ポイント獲得ランキング 女子最新上位8人
■長﨑美柚は世界1位に敗れる
女子シングルスでは早田ひながイ・シオンと対戦。張本智和と組んだ混合ダブルスではルーマニアペアに2－3で敗れ準々決勝で姿を消した早田だが、韓国勢相手にした戦いでは11－5、11－3、11－7のストレートで勝利しラウンド16へ駒を進めた。
また、張本美和はアンドレア・ドラゴマンと対戦。ルーマニア国籍の23歳に対し、第1ゲームは激しいデュースの攻防となり19-17でものにする。その後は張本ペースで試合が進み、3－0のストレートで勝利。張本は長﨑美柚に勝利した世界ランク1位の孫穎莎と次戦で戦うことになる。
■張本、篠塚ペアは準決勝進出
男子シングルスで注目の対戦となったのが張本智和と松島輝空の日本人対決。試合は世界ランク10位の張本が2ゲーム奪う展開に。しかし、同36位で16歳の松島がここから驚異的な追い上げを見せ、11－9、11－7で2－2の同点に追いつく。勢いに乗った松島がそのまま12－10で奪い3－2の逆転勝利。
戸上隼輔はマルコス・フレイタスと対戦。ポルトガルの技巧派相手に切れの良い動きを見せた戸上は、フルゲームにもつれ込んだ試合を3－2でものにし、次戦は世界ランク4位の梁靖崑と激突する。なお、宇田幸矢はダルコ・ヨルジッチ相手に1－3で敗れた。
シングルスでは悔しい敗戦となった張本だが、篠塚大登と組んだダブルスでは準決勝へ。戸上、松島ペアを破り勝ち進んだ袁励岑、梁靖崑の中国ペアに敗れたものの意地を見せた。
◆平野美宇と伊藤美誠の差は「34.5」全日本選手権で最終決戦 選考ポイント獲得ランキング 女子最新上位8人
◆早田ひなは「孫穎莎を追い抜くかもしれない」 中国メディアが警戒 伊藤美誠、平野美宇との違いも分析「彼女は明らかに…」
◆早田ひな、逆転勝利からの孫穎莎との激闘に称賛「日本のスターが見事な再出発」 奮闘を公式も評価「世界1位に近づいた」
（Y.Imoto／SPREAD編集部）
