フリーエージェント（FA）となっていた大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、自身のインスタグラムでロサンゼルス・ドジャースへの移籍を発表。10年総額7億ドル（約1014億円）メジャー史上最高額での契約に合意した。
MLB公式は11日（同12日）、「2024年のカレンダーに丸をつけるべき大谷13のスケジュール」と題した記事を公開。来季のドジャースで注目度が高い日程についてまとめている。
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■開幕戦はパドレスとの史上初「韓国シリーズ」
まずは、2月22日（同23日）のスプリングトレーニング開幕戦。大谷が出場すれば、大きな話題となるのは必至。そして、3月20日には韓国・ソウルで史上初のMLBレギュラーシーズン開幕戦が開催される。ダルビッシュ有投手が所属する、サンディエゴ・パドレスとの一戦には世界中の視線が注がれるだろう。
そして3月24日から26日（同25日から27日）には、古巣ロサンゼルス・エンゼルスと毎年恒例のエキシビションで対戦。28日（同29日）には、セントルイス・カージナルスを相手にホーム開幕戦を迎える。
そして「大谷獲得レースの敗者」たちとの対戦も見逃せない。4月5日（同6日）のシカゴ・カブス戦では、大谷がリグレー・フィールドに初見参。26日（同27日）には、移籍先最終候補のひとつとされたトロント・ブルージェイズとの対戦が控えている。
5月3日（同4日）からは、ナ・リーグ東地区の強豪アトランタ・ブレーブスと対決。今季のMVP大谷とロナルド・アクーニャJr.外野手のふたりが顔を揃える一戦となる。13日（同14日）には、同地区ライバルのサンフランシスコ・ジャイアンツと3連戦。27日（同28日）からはニューヨーク・メッツと激突、山本由伸投手を獲得していれば、さらに興味深いシリーズになるだろうと記事では記されている。
さらに6月7日（同8日）からは敵地でのニューヨーク・ヤンキース戦、11日（同12日）には今季世界一のテキサス・レンジャーズ戦と注目カードが目白押し。そして21日（同22日）からは、大谷が公式戦で初めてエンゼルスと対戦。そして、後半戦の9月3日（同4日）には、恐らく優勝争いをしているであろうドジャースの一員として、アナハイムに帰ってくる。エンゼルスタジアムで大谷がどのように迎えられるか。
ドジャースとの契約合意で一区切りがついた“大谷狂騒曲”だが、早くも来季に大きな注目が集まっているようだ。
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（H.Ariga／SPREAD編集部）
