トルコで開催中の「WTTコンテンダーアンタルヤ」は現地時間20日（日本時間21日）、混合ダブルスの準決勝が行われ、早田ひな/張本智和のペアはルーマニアのベルナルデッテ・スッチ/オビディウ・イオネスクのペアと対戦。3－1で勝利し決勝進出を決めた。
◆【速報】早田ひなは逆転、張本美和はストレートで準決勝進出 エースと15歳成長株の“日本人対決”が実現へ
■男子日本人対決は戸上に軍配
準々決勝でトルコペアに3－1で逆転勝利を収めた早田と張本。迎えたルーマニアのペア相手にも第1ゲームを奪われ、2試合連続でビハインドを背負う。
しかし、第2ゲームを11－4で取り返すとリズムに乗り、第3、4ゲームを11－3、11－7で連続奪取。準々決勝に続く逆転劇で決勝進出を決めた。決勝ではフランスのプリティカ・パバド/フェリックス・ルブランのペアと顔を合わせる。
また、早田は女子シングルスではポルトガルのシャオ・ジエニーに3－0ストレートで勝利。スロベニアのバルボラ・バラジョバーに苦戦しながらも3－2で勝利した張本美和とともに準々決勝へ勝ち進み2冠の可能性を残す。
男子シングルスでは2回戦で戸上隼輔と篠塚大登の日本人対決が実現。第1、2セットが接戦で進むなど白熱の好ゲームとなった試合を制したのは戸上。クロアチアのトミスラブ・プツァル相手にストレート勝利を収めた松島輝空とともに準々決勝へと勝ち進んだ。
前回の「WTTコンテンダーマスカット」では早田が女子シングルス優勝、張本美和/松島ペアが混合ダブルスで準優勝を果たしたが、今大会も日本勢の上位進出には期待が高まる。
◆【実際の映像】早田ひな/張本智和の“はりひな”ペアが優勝王手 「スリリングな準決勝」とWTT興奮の壮絶ラリー
◆「問題なく王座を奪還」早田ひなが“圧勝”で今季国際大会2勝目 決勝の圧巻プレーに実況も感嘆「本当に並外れていた」
◆「彼女は若いがとても強い」張本美和、世界女王が15歳の才能に太鼓判 WTTも奮闘を評価「屈することなく勇気を示した」
（Y.Imoto／SPREAD編集部）
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— World Table Tennis (@WTTGlobal) October 20, 2023
