「選手を縛る規約と見せかけて…」元日本代表・岡田優介がバスケ協会の「代表引退を認めない」方針に持論 「クラブ側へのプレッシャー」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「選手を縛る規約と見せかけて…」元日本代表・岡田優介がバスケ協会の「代表引退を認めない」方針に持論 「クラブ側へのプレッシャー」

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「選手を縛る規約と見せかけて…」元日本代表・岡田優介がバスケ協会の「代表引退を認めない」方針に持論 「クラブ側へのプレッシャー」
  • 「選手を縛る規約と見せかけて…」元日本代表・岡田優介がバスケ協会の「代表引退を認めない」方針に持論 「クラブ側へのプレッシャー」

元日本代表で、日本バスケ選手会の創立者である岡田優介(アルティーリ千葉)が12日、日本バスケットボール協会の発表した強化方針に対し自身のX(旧ツイッター)で持論を展開した。

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■「クラブ側へのプレッシャー」と推察

岡田は「個人的には、日の丸を背負いたい意志のある選手だけでやるべきと思う。選手報酬が高騰しているからこそ待遇の話ではなく、真逆かな。今のバスケ界なら代表に選ばれれば名誉も収入も副収入も勝手に上がる。やりたくなければやらなきゃいい。 大きな富を得た起業家だってまずは稼ぎ、その後に社会的意義のある活動へシフトしていくという順番が一般的。稼いだ選手は業界に還元すべき社会的使命があると思う。これって古くさい考え方ですかねぇ」と発信。元日本代表で、現役選手でありながら経営も手掛ける自身ならではの視点で見解を綴った。

さらに「ま、そんなことはおそらく分かっていて、「形式的なスタンス」としてはこうしとかないと緩くなるからって感じとは思うけど。実務上はモチベの無い選手を呼んで嫌々プレーさせても良いパフォーマンスな訳ないですから。これ実は選手を縛る規約と見せかけて、クラブ側へのプレッシャーと読み取りました」と、この方針の真意は選手ではなく所属チーム側へのプレッシャーなのではと考察した。

この投稿に対して「そもそも送り出さないクラブがあるからこうなってるって事よね…」、「選手よりもクラブに対してJBAとリーグ側が改めてスタンスを明らかにしたって事。嫌がる選手をというのは無いはず」、「クラブに対して『あくまで選手を派遣するか否かを判断する権利はこちらが持っている。(でも実際はやる気の無い選手は呼ぶことは無い。)」ということを伝えたかったけど、()内の内容が伝わっていなかったということなんだと思う』と岡田に同意を示すコメントが多く寄せられている。

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(A.Kudo/SPREAD編集部)

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