オマーンで開催中の「WTTコンテンダーマスカット」は12日、混合ダブルスの準々決勝が行われ、張本美和と松島輝空のペアが早田ひなと張本智和のペアと対戦。3－1で勝利し、準決勝進出を決めた。
◆彼女は若いがとても強い」張本美和、世界女王が15歳の才能に太鼓判 WTTも奮闘を評価「屈することなく勇気を示した」
■エースペアに挑んだ新鋭
パリ五輪も期待される日本のエースペアと、世界ユースを制した経歴を持ち、ジュニア時代に実績のある15歳と16歳の新世代ペアが相まみえた一戦。第1ゲームをものにしたのは早田、張本のペアで貫録を見せつける。
しかし、ここから張本と松島のペアが快進撃を見せる。デュースの末に第2ゲームを勝ち取ると、続く第3ゲームは11－4で圧倒し、形勢を逆転してみせる。
勢いそのまま第4ゲームに臨んだ新鋭コンビは11－6でこのゲームも勝ち取り、鮮やかな逆転勝利を収めた。
この勝利にはWTTの公式X（旧Twitter）も反応。「若手がトップシードに予想外の勝利」と驚きをもって伝えた。
◆張本美和は「激しく戦い非常に驚異的」 孫穎莎相手に奮闘も“女王の壁”に屈す「世界No.1が日本の天才を圧倒」
◆早田ひな、張本智和のエースが白星発進 15歳の張本美和、16歳の松島輝空ら期待の新星も2回戦へ【WTTコンテンダーマスカット】
◆早田ひなが苦戦もフルゲームの激闘制しベスト8 15歳の張本美和は3－0ストレートで準々決勝進出
（Y.Imoto／SPREAD編集部）
