今オフにポスティングシステムでのメジャー移籍の可能性が囁かれているオリックス・バファローズの山本由伸に、サンフランシスコ・ジャイアンツが熱視線を送っている。米放送局『SNY』のダニー・アブリアーノ記者が報じた。
◆ジャイアンツ移籍なら…大谷翔平“幻の本塁打”がスタンドイン 山本由伸との“両獲り”が話題に
■「ポスティングを見据えて準備中」
記事によると、ジャイアンツの編成本部長を務めるファーハン・ザイディ氏は、『ジャイアンツ・トーク・ポッドキャスト』に出演した際、「フロントオフィスの人々がヤマモトに会いに行くのは、まるで巡礼のようだった」とし、「彼は本当に世界でもトップクラスの先発投手だ。大げさに聞こえるかもしれないけど、そんなことはない」と太鼓判を押した。
さらに「大げさに聞こえるかもしれないが、2人とも興味を引くと思うし、2、3カ月後のポスティングを見据えて準備を進めているところだ」と山本に加え、韓国プロ野球のMVPであるイ・ジョンフにも言及しつつ獲得に向け動いていることを明かした。
山本は9月9日、ZOZOマリンスタジアムでの千葉ロッテマリーンズ戦でメジャーからのスカウトが集結する目前で、自身2度目のノーヒットノーランを達成。四死球があり惜しくも完全試合とはならなかったが、プロ野球史上100度目となる102球で試合をまとめた。ニューヨーク・メッツ、ニューヨーク・ヤンキースが山本獲得に名乗りをあげるなか、ジャイアンツも着々と準備を進めて獲得のチャンスを狙っている。
◆ジャイアンツ移籍なら…大谷翔平“幻の本塁打”がスタンドイン 山本由伸との“両獲り”が話題に
◆ニューヨーク・メッツが山本由伸の獲得に名乗り、FA大谷翔平と“両獲り”の可能性で千賀滉大と日本投手三本柱結成か
◆オリックスの山本由伸が3年連続の投手四冠達成！ 驚異の成績を残した1年を振り返る
（A.Kudo／SPREAD編集部）
