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MLBは11日(日本時間12日)、ポストシーズンのナ・リーグ地区シリーズ第3戦が行われ、フィラデルフィア・フィリーズがアトランタ・ブレーブスに10-2で大勝。
主砲のブライス・ハーパーが2本塁打4打点と大活躍。シーズン104勝のブレーブスを力でねじ伏せ、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。
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■ブレーブスは早くも崖っぷちに
レギュラーシーズンは、ブレーブスが2位のフィリーズに14ゲーム差をつけて地区優勝。同じナ・リーグ東地区でしのぎを削る両チームが、昨季に続き地区シリーズで激突した。
最大5試合、3勝先取制で行われる地区シリーズ。1勝1敗のタイで迎えた第3戦は、フィリーズ打線が序盤から大爆発。2015年と21年のナ・リーグMVPハーパーが2本塁打4打点と圧巻のパフォーマンスで大勝を演出。1点ビハインドの3回裏に一挙6得点を挙げ、試合の主導権を握ると、ポストシーズンタイ記録のチーム6本塁打で2桁得点を挙げた。
投げては、先発アーロン・ノラが6回途中6安打2失点9奪三振の好投。終盤は小刻みな継投でブレーブス強力打線の反撃を要所で凌ぎ、大量リードのまま逃げ切り。
怒号のような地元の大歓声に応え、10-2で大勝したフィリーズ。2勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)
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