久保建英が日本人初の偉業　べリンガムら押し退け9月のラ・リーガ月間MVP受賞　日本企業もスポンサーでソシエダを後押し

ラ・リーガは6日、レアル・ソシエダの久保建英を9月のラ・リーガのMVPに選出したことを発表した。

久保にとってラ・リーガのMVPは今回の受賞が初めてであり、ロベルト・レヴァンドフスキ（バルセロナ）、ジュード・ベリンガム（レアル・マドリード）、イニャキ・ウィリアムズ（アスレティック・ビルバオ）、サヴィオ・モレイラ・ジ・オリヴェイラ（ジローナ）の4選手を退けての受賞となった。

■大きな日本のスポンサーも獲得

また、同日、レアル・ソシエダは、日本の株式会社ヤスダグループ（以下：ヤスダグループ）が、今後3年間のメインスポンサーになると発表した。数日前から、スペイン国内で、日本の大企業がレアル・ソシエダのスポンサーとなることが噂されており、具体的に楽天などの企業名が挙がっていた。　今シーズン、久保の活躍はスペイン国内でも高く注目されており、彼の活躍が大きな日本のスポンサーを招く形となった。レアル・ソシエダとしては、久保を獲得した目的の一つが達成されたものと考えてもよいだろう。

今年のチャンピオンズ・リーグにおけるレアル・ソシエダの快進撃を支える重要な役割を担う一人として、今後の久保の活躍に注目が集まっている。

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文●對馬由佳理（スペイン在住）