「第19回アジア競技大会」は23日から中国・杭州で開幕する。卓球競技は22日から10月2日にかけて行われる。
◆初出場の15歳・張本美和「団体戦もダブルスもまずはメダルを目指して頑張りたい」
■アジア選手権では中国ペアに敗れる
今大会初出場を果たすのが張本美和。兄の智和とともに“兄妹出場”する15歳は、9月上旬に行われたアジア選手権では、平野美宇とペアを組み、ダブルスで出場。準々決勝で孫穎莎、王芸迪の中国ペアに敗れメダル獲得は逃した。
今回は女子団体と木原美悠と組むダブルスで参戦。世界ランキング6位の伊藤美誠が不在のなか、同9位の早田ひな、同16位の平野に次ぐ17位と今大会に出場の日本選手では3番手につける張本。女子団体メンバー入りを果たせるかも注目が集まる。
ここ1年で急成長を果たした張本が、アジア選手権に続きメンバー入りしたアジア競技大会でどのようなインパクトを残すのか。将来の新たな日本を背負うことも期待される新鋭が打倒中国を掲げるチームの切り札になるか。アジアでの挑戦には期待したい。
◆早田ひな、池江璃花子、ウルフ・アロンらパリ五輪候補が集結 “前哨戦”が開幕、日本勢のメダルラッシュなるか
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文●SPREAD編集部
