MLBは14日（日本時間15日）、オールスター・ブレークが明け、いよいよ後半戦へと突入する。前半戦だけで32本塁打し、ホームラン王争いで独走するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は同日行われるヒューストン・アストロズ戦に二刀流での先発出場が予定されている。
◆大谷翔平のトレードがあるなら「ニューヨーク・ヤンキース」、ESPN記者が力説 米メディアはすでに打順発表
■ア・リーグはロナルド・アクーニャJr.
MLB公式サイトは13日（同14日）、シーズン後半突入前に今季3度となるMVPレースについて「両リーグで満票MVPなるか」との論調で発表した。
同サイトが実施した今回のMVP予想によると、アメリカン・リーグでは47記者中47人がエンゼルスの大谷に投票。つまり満票で最有力候補に挙げられた。
またナショナル・リーグではアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が47記者中同じく47票を集め満票で一番人気となった。
MLBではこれまで満票でMVPに選出された選手は両リーグを通じ19人。前回は2021年の大谷だった。だが、実は両リーグ同時に満票選出された過去はなく、同サイトでは「史上初の両リーグ満票MVPなるか…」と注目している。
ちなみにア・リーグの2位がホームラン数も2位で大谷を追うシカゴ・ホワイトソックスのルイス・ロベルトJr.。ナ・リーグの2位はロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツとなっている。
シーズンが終盤差し掛かるにつれ大谷のホームラン王争いとともにMVPの行方も気になるところだ。
◆8月以降、大谷翔平の所属先はエンゼルス残留か、ドジャースへトレードか 意見は真っ二つ
◆大谷翔平、「シアトルへ来て」の大声援はまんざらでなかった オフに4カ月過ごすお気に入りの街は移籍候補に急上昇
◆大谷翔平の打席でムーキー・ベッツとフレッド・フリーマンが二刀流を絶賛「毎年進化し末恐ろしい」
文●SPREAD編集部
