MLBは10日（日本時間11日）、ワシントン州・シアトルのTモバイル・パークで行われるオールスターゲーム2023の先発メンバーを正式に発表。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は「2番DH」での出場が決まった。
◆メディア・デー、大谷翔平が二刀流について「挑戦の仕方をオープンにしたい」と後進指導に意欲
■ファンへの感謝から
大谷はこれに先立って行われた10日（同11日）のメディアデーにおいて、取材陣の対応に追われた。球宴での抱負を聞かれると「今回ファン投票で選んでもらっているんで、まずはプレーで『ありがとうございます』というところを表現したい、一生懸命がんばりたい。毎年選んでもらえるわけではないので、出れる分がんばりたいと思います」とまずは選出してくれたファンへの感謝を口にした。
またホームラン王レースでトップを独走する矜持か「まだホームランを（オールスターでは）打ったことないので、打ってみたいなというのが一番ですけど、しっかり準備して試合に臨みたいです」と本塁打にも意欲を見せた。日本選手はこれまでオールスターにおいてスタンドインのホームランを放ってはいない。2007年、イチローがメジャー史上初、そして現在も唯一のランニング・ホームランを放ち、MVPを獲得している。
またあらためて二刀流について聞かれると「ゲーム自体が好きですし、打つのも投げるのも好きなので、楽しんでやるのが大事だと思います」と応えた。
12日、日本選手初のスタンドイン・ホームランが見られるのか、またニューヨーク・メッツの千賀滉大との対決は…。期待は高まるばかりだ。
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文●SPREAD編集部
