AIG Presents MLB CUP 2023は4日、ファイナルラウンドへ向けた壮行会開催。ボストン・レッドソックスでワールドシリーズ制覇に貢献した上原浩治、シアトル・マリナーズで活躍した岩隈久志が登壇し、少年少女にエールを送った。
MLB CUPは、次世代を担う野球少年・少女に夢を与え、野球人口拡大に繋がる普及プログラムを創る目的で2016年に創設。小学4年・5年生を対象とした野球大会でファイナルラウンドは、各地区の予選を勝ち抜いたチームが復興支援の一環として宮城県石巻市に集まり開催される。2023年は5月4日から6月25日まで、全国11地域で地区大会を開催し16チームがファイナルラウンドへ進出した。
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■「野球を存分に楽しんでください」
7月28日に開会式、7月29日、30日にセイホクパーク石巻、鷹来の森運動公園の2会場でファイナルラウンドを実施。壮行会では、全国から集まったチームによるファイナルラウンドへ向けた意気込みをビデオメッセージで紹介された。
「全国大会では日頃の感謝を込めて全力プレーで優勝目指して頑張るぞ！」（宮城リーグ仙台黒松）、「全国大会では監督、コーチ、スタッフのみなさん、家族への感謝の気持ちを忘れずに、どんな時も笑顔で楽しく声を掛け合い、全力プレーでグラウンドを駆け回ります。絶対優勝するぞ！」（松阪リーグ）など、それぞれの思いを強く、元気よく発表した。
壮行会に登壇した上原は「全国大会ということで、ぜひ全力で勝ちにいってほしいと思います。チームメートと同じ方向を見て野球を存分に楽しんでください」とし、岩隈も「去年もAIG presents MLB CUPの応援に行っていますが、参加選手がみんな、楽しんでいた印象が強い。ぜひこれからもずっと野球を好きでいてほしいと思います」とエールを送った。
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文●SPREAD編集部
