ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は12日（日本時間13日）、敵地で行われたテキサス・レンジャーズ戦に「2番DH」で先発出場。リーグ単独トップとなる第19号・20号本塁打含む、4打数2安打4打点の大活躍で緊迫した延長戦を制し、大事な4連戦の初戦を白星で飾った。
◆【試合後のインタビュー】大谷「（好守備の）ネトは1年目とは思えない、素晴らしいプレーヤー」と絶賛
■同点19号決勝20号連発でキング奪取
前日のシアトル・マリナーズ戦では、5打数3安打と今季7度目の猛打賞をマークした大谷。この日も2本塁打を放ち猛打爆発で、劣勢からチームに勝利をもたらした。
7回表の第4打席では、相手2番手グラント・アンダーソンから同点のソロ本塁打。さらに、延長12回表には、5番手コール・ラガンズからレフトスタンドへ値千金の決勝弾を放ち、本塁打争いでニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジを一気に抜き去り、単独トップに躍り出た。
試合は2回裏、エンゼルス先発タイラー・アンダーソンが3ランを被弾し先制されると、続く3回裏にも適時打を浴びて2点を失い、苦しい立ち上がりに。5回表、大谷の犠飛とワイルドピッチなどで1点差に迫ると、その後は圧巻の“SHO TIME”が待ち受けていた。
延長の末、エンゼルスが9－6でア・リーグ西地区首位のレンジャーズに勝利。カード4連戦初戦を白星で飾った。
大谷は、この日、4打数2安打4打点2本塁打でチームの勝利に貢献。試合後、地元放送局のインタビューに「どうしても取りたい初戦だった。いい守備もあったし、中継ぎも頑張った。いい勝ちになった」とチームメートへ称賛を惜しまず。また、5番手で2イニングを好投した同僚のサム・バックマンのメジャー初勝利については「みんなで祝いたい」と、笑顔を滲ませていた。
◆【実際の映像】大谷翔平、キング・タイ今季19号140メートル特大同点弾で“確信歩き”からのバットフリップ
◆19、20号を放った大谷翔平、アーロン・ジャッジを抜き去り単独トップ 敵将は「すべてをこなせる才能の持ち主」と絶賛
◆大谷翔平が本塁打王 同点19号、決勝20号でジャッジ超え 実況は「彼に近い者は誰もいない」と絶賛
文●SPREAD編集部
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