【MLB】大谷翔平、キング・タイ今季19号140メートル特大同点弾は2階席へ　“確信歩き”バットフリップに敵地ファンも大熱狂

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は12日（日本時間13日）、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に「2番DH」で先発出場。7回の第4打席に中堅越えの特大19号同点ソロを放った。

■猛打賞翌日に特大アーチ

前日のシアトル・マリナーズ戦で猛打賞をマークした大谷が、ア・リーグ西地区首位レンジャーズとの初戦で、本塁打王争いで首位タイとなる今季19号を放った。

7回1死走者なしで迎えた第4打席、大谷は相手2番手グラント・アンダーソンが投じた2球目低めのシンカーを振り抜くと打球は角度25度の軌道で中堅スタンドへ一直線。打った瞬間ホームランと確信した大谷は一瞬足を止め、バットを放るとゆったり走りでダイヤモンドを一周した。

打球速度114.1マイル（約184キロ）、飛距離459フィート（約140メートル）の一発は、2階席まで届く特大弾だった。本塁打は10日（同11日）のマリナーズ戦で2戦連発弾を放って以来、2試合ぶり。

大谷は直近7試合で4本塁打と量産態勢に突入し、本塁打数ア・リーグ首位を快走していたニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジに並んだ。10日間の故障者リスト入りしているライバルを突き放し、本塁打王争いをけん引できるか。

大谷はここまで2打数1安打2打点で打率は.289。

なお、試合は7回にエンゼルスが大谷の本塁打で追いつき、5－5の同点となっている。

文●SPREAD編集部

Shohei Ohtani ties the game and the AL home run lead! pic.twitter.com/Pl7j3whMjp
— MLB (@MLB) June 13, 2023