ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は1日（日本時間2日）、敵地ミニッツメイド・パークで行われたヒューストン・アストロズ戦に「3番DH」でスタメン出場。5打数1安打2三振と3戦連発とはならなかった。
◆【実際の映像】レジェンド、レジー・ジャクソンと談笑する大谷翔平
■大谷が記録を破ったレジェンド
しかし試合前、エンゼルスでも活躍した殿堂入りレジェンド、レジー・ジャクソン氏が大谷と対面。水谷一平通訳を介し談笑した。
この後、米テレビ局FOXのスポーツ・ディレクター、マーク・バーマン氏がジャクソン氏の動画をSNSに投稿。その動画でジャクソン氏は大谷を絶賛した。
「ミスター・オクトーバー」として知られたレジー・ジャクソン（写真は1977年ワールドシリーズ時）（C）Getty Images
「（大谷は）他の誰とも比べようがないことを成し遂げている。彼は誰とも比べられない。ある打者と比べ、ある投手と比べ、しかし誰も彼と同じことはやっていない。ベーブ・ルースだけだ。ルースはワールドシリーズでの記録もあり完封したりもした。彼はとにかく“マーベル”奇跡だ。彼にどんな金額をつければいいのか、私もわからない。いや、本当に。彼はただ奇跡だ。彼は、大きく、強くそして若々しい…」とジャクソン氏は絶賛。そこにおそらくバーマン氏と見られる人物が「そして品位もある」と加えると、ジャクソン氏はさらに「まったくその通りだ。とても品格もあるヤツだ。特に大口も叩かない。常に謙虚で彼自身であり続ける」と付け加えた。
「マーベル」は直訳すると「驚異的」「奇跡的」という称賛の言葉でもあるが、『アイアンマン』などで知られるアメリカのコミック・ブランドも「マーベル」。そこに「マンガみたいだ」というダブル・ミーニングが込められていたか否かは…定かではない。
レジー・ジャクソン氏は、エンゼルス、ニューヨーク・ヤンキースなどで4度本塁打王を獲得、通算563本塁打を誇るレジェンド。ヤンキース時代はワールド・シリーズでも大暴れし「ミスター・オクトーバー」の異名を持つ。1982年、エンゼルスで本塁打王を獲得したシーズン39本はエンゼルスの左打者として球団最多本塁打記録となっていたが、2021年、大谷がこの球団記録を更新したのは、記憶に新しいところだ。
◆【実際の映像】レジェンド、レジー・ジャクソンが大谷翔平を「奇跡」と大絶賛する映像
◆トレード期限まで2カ月、大谷翔平の運命はいかに… 米メディアはエンゼルスに要望「電話に出ろ」
◆日本人野手5月の通信簿 大谷翔平は“通算OPS 1.101”の6月猛チャージへ
文●SPREAD編集部
Hall of Famer Reggie Jackson (@mroctober) with future Hall of Famer Shohei Ohtani pic.twitter.com/KVVOTeXzrh
— Mark Berman (@MarkBermanFox26) June 1, 2023
Hall of Famer Reggie Jackson (@mroctober) on Shohei Ohtani: “He does things no one else can be comparable to..You can’t compare him to anybody else.There’s no one that’s done what he’s done except Babe Ruth. It’s just a marvel. I don’t know how you pay him..He’s a class act also” pic.twitter.com/dI2N77Jlcy
— Mark Berman (@MarkBermanFox26) June 1, 2023
