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MLB公式サイトが「大谷翔平 vs. アーロン・ジャッジ」のMVP対決と煽ったロサンゼルス・エンゼルス対ニューヨーク・ヤンキースの3連戦は、ヤンキースが第3戦に快勝、2勝1敗で幕を閉じた。
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■「大谷 vs. ジャッジ」最終ラウンド
第1戦では大谷が第4号を放ちエンゼルス、第2戦ではジャッジが第6号で先制、大谷の幻の第5号をもぎ取った。第3戦はエンゼルスのパトリック・サンドバルが大誤算。エンゼルスはヤンキースに主導権を握られたまま3ー9で敗戦。大谷もこの日は3打数ノーヒットに終わるという、少々物足りなさが残ったが、両チームのパワーランキングを考えると、妥当な結果として良いだろう。
敵チームながらニューヨークでの大谷人気も高く、チームショップには大谷のユニフォームが置かれ、ファンからも「早くトレードで獲得しろ」との声が漏れる。そんな中、ヤンキースのエース、ゲリット・コールが地元「YES」ネットワークのインタビューに応え、大谷を大絶賛した。
コールはレポーターから「大谷の何がそれほど危険なのか」と聞かれ「彼は本当に才能にあふれている。まずは並外れたパワーを備えているし、並外れて修正力も高いんだ。投手であることから、投手としての視点も兼ね備え、さらに規格外の打者でもある、この両方を併せ持つ唯一の選手だ。率直にいって次世代が目指すべき選手だ」とけれん味なく大谷を絶賛した。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以降、さらに注目度が高まる二刀流だが、このレベルの野球をどこまで高めて行くのか、メジャーを代表するエースも気がかりなようだ。
◆大谷翔平の“幻の第5号”を強奪したアーロン・ジャッジも「彼は優れた才能の持ち主」と二刀流を称賛
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文●SPREAD編集部